堤 康彦（つつみ やすひこ）
1965年東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。87～97年、東京ガス㈱に勤務。その間に新設のホールやギャラリーでダンス・音楽・美術等のシリーズ企画をプロデュース。「パークタワー・ネクストダンス・フェスティバル」は、97年度メセナ大賞普及賞受賞。退社後、大阪府立大型児童館等の勤務を経て、99年より独立。現代芸術家を小学校等へ派遣しワークショップ型授業を実践する活動「ASIAS（エイジアス）」をスタート。2001年NPO法人化。03年「アサヒビール芸術賞」受賞。04～16年、東京都豊島区の廃校（にしすがも創造舎）を拠点に、地域向けプロジェクト「ACTION！」を実践。04～16年、「トヨタ 子どもとアーティストの出会い」ディレクター。08年、学校やホール等でワークショップを通じて子どもが主役の舞台作品を創作する活動「パフォーマンスキッズ・トーキョー」を開始。11年、児童養護施設での活動開始。学校教育や児童福祉等の分野で子どもと芸術家をつなぐ事業を展開する。著書に、「子どもたちの想像力を育む アート教育の思想と実践」(共著/佐藤学･今井康雄編)、「子どもたちのコミュニケーションを育てる」（共著/秋田喜代美編）他。令和5年度文化庁長官表彰受賞。
