- 2023年度
- 2022年度
- 2021年度
- 2020年度
- 2019年度
- 2018年度
- 2017年度
- 2016年度
- 2015年度
- 2014年度
- 2013年度
- 2012年度
- 2011年度
- 2010年度
- 2009年度
- 2008年度
- 2007年度
- 2006年度
- 2005年度
- 2004年度
- 2003年度
- 2002年度
- 2001年度
- 2000年度
アサヒ+ACTION! 活動実績
アサヒ+ACTION! 子どものいるまちかどvol.5
『ことばの森の声 旧朝日中学校の記憶と子どもたちの詩』
「ことばの森の声」は、現在、姿かたちはそのままに、文化芸術創造の場(にしすがも創造舎)として生まれ変わった旧朝日中学校(豊島区西巣鴨・開校1956年/閉校2002年)の記憶を、現在の小・中学生の詩によって新しくよみがえらせるプロジェクトです。小・中学生を対象とした詩作・朗読のワークショップを行い、ワークショップでできた詩を、旧朝日中学校の卒業生など地域住民と共有する朗読会を開催しました。
実施期間 2008年9月中旬~11月16日
参加人数:約40人
<参加者の内訳>
ワークショップ参加者:7人(小学3年生~中学1年生)
地域住民協力者:約10人(旧朝日中学校卒業生、近隣町会 ほか)
朗読会来場者:約20人(旧朝日中学校卒業生、ワークショップ参加者家族 ほか)
インターンスタッフ:1名(東京藝術大学)
アーティスト:上田假奈代(詩人)
ワークショップ
2008年11月1~2日、15日、16日(全4日間)
場所:にしすがも創造舎・近隣地域
「ことばの森の声」の活動記録を頒布しています。
アサヒ+ACTION! 子どものいるまちかどvol.4
『どんどこ!巨大紙相撲 にしすがも場所』
アーティストと小学生の子どもたち、大人スタッフがワークショップを重ね、「にしすがも創造舎」にて、身長180cmの巨大紙力士による紙相撲大会「にしすがも場所」を開催したプロジェクトです。
ワークショップの最初は、「巨大紙相撲教習所」と題した力士づくり。その後、練習稽古、「出稽古大作戦」と題した、街にでかけての出稽古、地域住民からのしこ名募集、地域で仕入れた食材でのちゃんこ鍋づくりなど、相撲周辺の文化・風俗を取り込みながら活動を進めました。
ワークショップ最終回は、誰でも参加できる「にしすがも場所 千秋楽」。ワークショップに参加した子どもたちだけではなく、地域住民を中心とする大勢の観客や、当日力士を制作して取り組みに参加した飛び入り参加者、スタッフも入り交じり、「紙相撲大会」を開催しました。
実施期間:2007年10月12 日~12月2日
参加人数:約450人
<内訳>
ワークショップ参加者:15人(小学1~6年生)
地域住民協力:約60人(商店街、町会、特養老人ホーム、定時制高校和太鼓部、相撲甚句会ほか)
イベント来場者:約300人(飛び入り力士参加者含む)
ボランティア・スタッフ:30人(延べ人数)
アーティスト:KOSUGE1-16/現代美術ユニット
ワークショップ
2007年10月27、11月3日、17日、24日、12月2日(全5日間)
会場:にしすがも創造舎・近隣地域
アサヒ+ACTION! 子どものいるまちかどvol.3
『庚申塚星座体系編纂計画』
「庚申塚星座体系編纂計画」は、サウンド・アーティストの村井啓哲が、豊島区西巣鴨にある「にしすがも創造舎」を拠点に、小学生11人と一緒に新しい星座体系をつくりあげるプロジェクト。
ワークショップ「みんなの星座で世界をつつもう」では、「自分だけ(=個人)の星座」、「みんな(=集団)の星座」づくりを経て、最終的に「にしすがも創造舎」にほど近い庚申塚地域を取材して「まちの記憶」を集め、それらをもとに「地域(=共同体)の星座」をつくり出しました。新しく生まれた星座は、13種の星座早見盤と解説書からなる「庚申塚星座体系集」として発行。また、同時にこの新しい星座をおひろめするイベントとして「庚申塚プラネタリウム」を開催しました。
実施期間 2006年9月~12月
参加人数 約230人
<内訳>
ワークショップ参加者:11人(小学1~5年生)
イベント来場者:約200人
地域住民協力者:約20人
アーティスト:村井啓哲/サウンド・アーティスト
ワークショップ
2006年9月9日、16日、10月14日、21日、28日、11月4日(全6日間)
12月9日(イベント「庚申塚プラネタリウム」)
会場:にしすがも創造舎ならびに近隣地域
「庚申塚星座体系編纂計画」の活動記録を頒布しています。
アサヒ+ACTION! 子どものいるまちかどvol.2
『りさ部』
「りさ部(ブー)」は、美術家のさとうりさが、2005年の春から夏にかけて、豊島区西巣鴨にある廃校「にしすがも創造舎」を拠点に行ってきた連続子どもワークショップです。
さとうを「部長」、地域の小学生を中心とする子どもたちを「部員」とし、「図工クラブ」という形でワークショップを重ねてきました。
ワークショップは、「ゆるやかな雰囲気の中でこそ良いものが生まれ、まず形にすることから何かがはじまる」というさとう自身の経験から、「気負わないでやれたら、次の何かにつながるかも」というスタンスで、地域の中での人や場所との偶然の出会いを意識的に取り込みながら進められました。最終的に7回のワークショップと、プロジェクトの成果発表としての展覧会を実施しました。
実施期間:2005年4月~8月
参加人数:約1100人
<内訳>
部員(子ども):約180人 ※うち約9割が豊島区・北区
マネジャー(おとな):13人
展覧会来場者:894人
アーティスト:さとうりさ/美術家
■実施内容
4月下旬~5月中旬
「黒板たんすで行く」@にしすがも創造舎周辺の公園、児童館、校庭、路上
5月28日
「巨大ぬり絵大会」@にしすがも創造舎
6月11日
「ふとんやさんのどうぐばこ」@庚申塚商栄会大正サロン
6月25日
「だっぴ する?」@にしすがも創造舎
7月上旬
「のぼりデビュー」@巣鴨第一児童館、創造舎、西巣鴨児童館、巣鴨第二児童館
7月23日~8月7日
「のぼりデビュー」展示@庚申塚商栄会
7月26日
「さようなら、おもちゃたち」@妙行寺
7月29日~8月7日
「りさ部てんらん会」@にしすがも創造舎
8月6日
「バルーンといっしょにまちをあるこう」@創造舎~巣鴨地蔵通り商店街~庚申塚商栄会
「りさ部」活動記録集を頒布しています。
アサヒ+ACTION! 子どものいるまちかどvol.1
『検証すがも愛 ハヤフサ・ヒデトをさがして』
現代美術家・岩井成昭を招き、2004年9月より戦前の大都映画を代表し、少年少女たちの憧れであったスター「ハヤフサ・ヒデト」の存在を通して、西巣鴨周辺に住む高齢者と子どもたちの間の「時間」のつながりを新たに探り出す映像製作プロジェクトを行いました。
実施期間:2004年9月~2005年2月
参加人数:延べ約650人(うち、子どもが約2割、地域住民が約半数)
アーティスト:岩井成昭/現代美術家
■実施内容
(1)ことぶきの家(高齢者社会福祉施設)でのビデオ上映会
①巣鴨ことぶきの家 9月2日
②西巣鴨ことぶきの家 9月24日
参加人数:約40名
地域のお年寄りの中からハヤフサや大都映画撮影所についての記憶を持つ人を探すため、地域2カ所にある高齢者福祉施設・ことぶきの家で、映画『争闘阿修羅街』をビデオ上映し、参加したお年寄りにインタビューを行いました。
(2)おはなし会&ビデオ上映会
①西巣鴨児童館 9月8日、10月14日
②巣鴨第一児童館 9月22日
③巣鴨第二児童館 9月27日
参加人数:約60名
戦前の子どもたちに人気だったハヤフサは、現代の子どもたちの目にどのように映るのでしょうか。11月の子どもワークショップのためのリサーチも含めて、近隣3カ所の児童館で、スライドを使ったハヤフサについてのお話や、『争闘阿修羅街』」のビデオ上映を行いました。
(3)図工授業「ハヤフサ・ヒデトを探して」
西巣鴨小学校4年生 10月8日、10月15日、10月22日
参加人数:34名
子どもたちともう少し時間をかけてハヤフサに取り組むことを目的に、西巣鴨小学校4年生児童を対象に『争闘阿修羅街』を題材としたワークショップ型授業を行いました。
1回目は『争闘阿修羅街』を鑑賞した後、映画の中で今と違っているところについて、グループごとにディスカッション。2回目、3回目は、その発見を生かしながら、約70年前の映画の中に入ったつもりで、ペープサート※を使い、オリジナルのワンシーンを表現しました。※絵を描いた紙型に棒をつけた人形劇
(4)地域住民やハヤフサ関係者への個別インタビュー
にしすがも創造舎周辺をはじめとする都内・埼玉県 9月~12月
実施人数:約15名
ハヤフサについての情報を得るために、古くからこの地域に住んでいる方に対して、個別にインタビューを行いました。インタビューをした方に、また別の方を紹介していただく、という形で進めました。このインタビューを通して、ハヤフサの直弟子に出会い、最終的にはハヤフサのご令嬢までたどり着きました。
(5)子どもワークショップ
にしすがも創造舎 10月30日、11月6日、11月13日、11月23日、11月27日
参加人数:6名(このうち4名が地域(豊島区)の子どもたち)
地域の子どもたちにハヤフサを未来へとつないでもらいたい、という目的のもと、子どもたちとワークショップを行いました。「よみがえる『ハヤフサ伝説』~戦前のヒーロー、ハヤフサ・ヒデトの謎を解け!~」という呼びかけのもと集まった子どもたち6名とワーキング・グループのメンバーで「ハヤフサ・ヒデト調査団」を結成し、約1カ月をかけて、ハヤフサという人間の謎にせまっていきました。
<ワークショップ1回目>
調査団結成式の後、地域に住む、当時のハヤフサ・ファンにお話をうかがいました。その後「時間のコーナー」で、過去(時間の長さ)について考えました。
<ワークショップ 2回目>
国立近代美術館フィルムセンターに行き、研究員にハヤフサや大都映画についてお話をうかがいました。午後は二手に分かれて日本橋に行き、ハヤフサが跳んだビルを探し、京橋図書館地域資料室で、ハヤフサが空中滑走した橋について調査しました。
<ワークショップ 3回目>
子どもたちからの質問に答えてくれたハヤフサの直弟子からのビデオレターを見る。今までの調査や資料によってわかってきたことをもとに、ハヤフサという人物についてより深く考えてみました。その後「伝説」とは何か、について考えました。
<ワークショップ4回目>
埼玉県のハヤフサのご令嬢、ご令孫を訪ね、お話をうかがいました。午後、ハヤフサが眠る東国寺を訪ね、お墓参りをしました。
<ワークショップ5回目>
調査を終えてそれぞれが描くハヤフサ像を語り合いました。それぞれが、それを伝説として伝えるために、何ができるのか考え、調査団は解散しました。
(6)ハヤフサ・ヒデト生誕100年記念パーティー
にしすがも創造舎 11月7日
参加人数:15名
ハヤフサは1904年11月7日生まれ、2004年は奇しくもハヤフサ生誕100年にあたる年でした。ハヤフサがその人生の華やかな時期を送ったこの大都映画撮影所の地で、彼の生誕を祝うささやかなパーティーを開きました。パーティーには、地域住民、新旧の大都映画ファン、大都映画関係者などが集まりました。
(7)にしすがも活動写真館
にしすがも創造舎 2月5日 13:30~16:30
参加人数:約470名
(うち、子どもは約1割。大人のうち、高齢者は70代が最も多いが、20~30代もかなり見受けられた。また地域住民(豊島区・北区)は約4割)
現存する唯一のハヤフサ作品『争闘阿修羅街』と「検証すがも愛~ハヤフサ・ヒデトをさがして」を、同時上映しました。岩井によるプロジェクトの説明、また作品に登場するハヤフサ・ヒデト調査団のメンバーや地域住民の紹介も行いました。
(8)ワーキング・グループの活動
にしすがも創造舎 8月末~2月
参加人数:6名
ワーキング・グループのメンバーは、ACTION!の活動についてのオリエンテーションに参加し、プロジェクトに興味を持った有志の6名。徹底的にプログラムの現場に立会い、ビデオ撮影、ハヤフサ・ヒデトについてのリサーチ、インタビュー、子どもワークショップの企画・運営サポート、小冊子「ハヤフサ・プロジェクト2004-2005」の編集などを行いました。それぞれの関心分野、得意分野を生かしながらのメンバーの参加が、このプロジェクトによりいっそうの広がりと深みをもたらしました。
「ハヤフサプロジェクト記録集」(販売終了)
>> 活動記録集/刊行物