足立 智美 (あだち ともみ)
音楽家
1972年生まれ。早稲田大学哲学科卒業。即興演奏からパフォーマンス、現代音楽作品の演奏、楽器の創作、サウンド・インスタレーションなど幅広い領域で活動。ヴォイス、コンピュータ、自作楽器のパフォーマーとしてブッチ・モリス、ジョン・ローズ、大友良英、藤枝守から遠藤ミチロウ、明和電機にいたる数多くの音楽家と国内外で共演。ダンサー山田うんとのユニット「VACA」のほか、「劇団黒テント」、伊藤キム、黒沢美香ら、ダンス、演劇とのコラボレーションも多数。94年から97年にかけてパフォーマンス・シリーズ「音、あるいは耳について」、99年から2000年まで「音楽工作所」を企画、パフォーマンス、コラボレーション、実験音楽を幅広く取り上げる。「ハモらない合唱団」である「足立智美ロイヤル合唱団」を主宰。批評家として芸術全般に関する文章を新聞、雑誌に寄稿。CDにソロ『ときめきのゆいぶつろん』、足立智美ロイヤル合唱団『ぬ』がある。