青木 尚哉 (あおき なおや)
1973年、東京都あきる野市生まれ。自然豊かな秋川渓谷を駆け抜けて育つ。少年野球と地元の祭囃子保存会子供連(神田流)を嗜んだ後、16才でダンスを始める。ジャズダンス、クラッシックバレエ、モダンダンスの基礎を学ぶ。加えてボディーワークを学び、身体の構造に対する知を深め、自身のメソッド「コンタクト×バランス」「ポイントワーク」を開発。必然と偶然の狭間にある因果関係に注目し、「ダンスが人間に与えてくれるもの」を探し求め広範囲に活動中。2004年、新潟市レジデンシャルダンスカンパニー「Noism」発足に参加。立ち上げや海外ツアーなど深く貢献をした。2013年、仲間とJAPON dance projectを発足、2014年に新国立劇場にて「CLOUD/CROWD」(新国立劇場主催公演)を発表。2015年、日本バレエ協会に招聘。「互イニ素」を発表。平成28年度公共ホール現代ダンス活性化事業に選出。仙台公演にて「マッピング」を発表。伝統を重んじる舞の「絶」、現代を切り取るコンテンポラリー作品の「妙」との間の浮遊人として、調査を進めている。
写真=木原丹