浅沼 圭 (あさぬま けい)
ダンサー・振付家
東京都出身、母の影響で新体操をはじめ、持ち前の身体能力で中学時代より四大陸選手権ジュニア団体日本代表選手に選出され、全国ジュニア選手権、国民体育大会やインターハイ、全国新体操選抜体育大会など有数の公式な大会では、個人、団体ともに優勝・入賞するなどし、その後、東京女子体育大学に入学し個人選手として活躍。ブルガリア留学、全日本新体操選手権では数々入賞、2008年北京オリンピック強化選手に選ばれ、2010年全国社会人大会個人総合優勝など、トップアスリートとしての道を貫いた。
新体操選手引退後は全日本選手輩出など指導者としても活躍しながら、自分自身の新たな表現を探し単身渡英、バットシェバダンスカンパニーなどのコンテンポラリーダンスに魅了され、ダンサーへと転身した。 柔かく繊細な身体性を持ちながら強靭な表現を兼ね備えたダンサー。これまで新国立劇場 森山開次『サーカス』『NINJA』、神奈川芸術劇場 森山開次『星の王子さま』、渋谷文化村 串田和美『メトロポリス』、日生劇場 広崎うらん『ひなたと月の姫』、東京芸術劇場 井上道義オペラ『ドン・ジョヴァンニ』世田谷パブリックシアター『フィアース5』など、様々なジャンル・数々のダンス・演劇・サーカスの演出家作品に出演、国内外のツアーに参加。また、CMなどでは主演・村上虹郎WebCM『JBL』の振付、ミュージシャンインストバンド“toconoma” とのLiveセッション、コスチュームアーティストのhibinokodueとのコラボ作品『Rinne』の振付・出演、吉本興業presentsスパリゾートハワイアンズ『ワールドサマーサーカス』の振付など、新しいことに取り組みながら枠を超えた身体表現の可能性を体現、伝承している。
写真=aki otagiri