長谷川 暢 (はせがわ とおる)
07年玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科卒業。
09年より東京打撃団にて和太鼓奏者として活動開始。上海万博、EXILEライブツアーなど国内外の公演に参加し、音楽スタジオの和太鼓科レッスン講師も務める。
12年よりダンスカンパニーCo.山田うんにダンサーとして所属。国内外の公演やワークショップに参加する一方、客演として冨士山アネット、おしゃれ紳士×梅棒、加藤みや子、古家優里、中村蓉作品、ミュージカル俳優として東日本大震災が題材の作品「いのちてんでんこ」(みんなのしるし)、日生劇場「あらしのよるに」等に出演。またダンスフェスティバルでの即興パフォーマンス演出、日韓オンラインアート制作やミュージシャンとのセッションなどのコラボレーション、ダンス×太鼓の表現ワークショップ、イベントテーマソング製作など活動は多岐に渡る。
日本人の生活・身体と共存する舞踊として、日本の郷土芸能に独自のリサーチを展開。太鼓等の楽器演奏とダンス、双方の身体技法を融合させた表現を模索しており、19年に和太鼓とダンスを全員が兼任し同時展開させるパフォーマンス集団、和太鼓+ダンスユニット<まだこばやし>を設立。「踊る演奏/鳴らす身体」による唯一無二の表現で作品を制作しており、21年には初単独公演「まだ、小囃子。」を開催。
舞踊と音楽、生活と表現、土地と人などを幅広く繋ぐ”異物”としての表現活動を目指している。
写真=金子愛帆