福留 麻里 (ふくとめ まり)
ダンサー・振付家
1979年東京都生まれ。2001年、新鋪美佳と共に身長155cmダンスデュオ「ほうほう堂」を結成し、2人という関係性を軸にした作品制作と発表を中心に始動。代表作でもある『北北東に進む方法』は、国内外14都市で上演を繰り返す。06年、個人活動も開始。ダンサーとして様々な振付家の作品に出演するとともに、急な坂スタジオ『国際交流レジデンス事業』(アルカディ・ザイデス作品)手塚夏子企画などをはじめとした実験性を伴う企画への参加、朗読パフォーマンスや演劇への出演、ギャラリーやカフェでの小規模上演など、様々な試みを積み重ねながら活動を展開。日常的な仕草にもとづく微妙なニュアンスの動きや、何度も繰り返せる単純な動きなどをモチーフに、何気ないものごとの中にある、そこにしかない面白味や凄みを見つめ、探り出しながら踊っている。