石坂 亥士 (いしざか がいし)
1971年群馬県桐生市生まれ。日本の伝統芸能の中に脈々と流れる日本のスピリットを追求し、神楽太鼓、和太鼓、銅鑼、アフリカンドラム等を使った演奏活動を展開。94年より活動と平行して、神楽の深い部分を学ぶために、自らも地元桐生の神楽師として、太々神楽広沢連中に在籍し、神楽の中に流れるリズム・空気感・演者としてのあり方・音の本来の使い方を吸収している。神社での奉納演奏をはじめ、クラブ・ミュージックやクラシック音楽、踊りなど、異なるジャンルとのコラボレーションにも取り組み、そのスタイルは日々進化している。打楽器と動きによる演奏は、言葉なしでまるで会話をしているような独特の演奏で、子どもから大人まで、観るもの聴くものを惹きこんでやまない。2006年『Baila! Rhythm! ~タイコがおしえてくれた音~』NEC×ACTION!子どもとつくる舞台vol.5では、構成と演出を担当。13人の小学1年生から5年生までの子ども達に、言葉で伝えるのではなく、太鼓の音、リズム、動きを通して音の大切さや身体の使い方を伝え、それぞれ独自の動きや踊り、音を身体で表現して、40分弱の熱狂的な舞台を共に創りあげた。