片岡 祐介 (かたおか ゆうすけ)
1969年生まれ。子どもの頃から作曲や即興演奏に興味を持ち、木琴やピアノの演奏を自己流で始め、東京音楽大学で打楽器を学ぶ。映画やコマーシャル音楽での経験を積んだ後、97年から2000年まで、岐阜県音楽療法研究所にて研究員として勤務し、障害児者との演奏共演を多数行う。岐阜県立聾学校非常勤講師など、耳の不自由な子どもたちの音楽授業を受け持つ傍ら、マリンバのソロコンサートなど、ジャンルに拘らない演奏活動の他、音楽療法士のための実践的な講座を全国各地で行っている。また、幼児から高齢者まで幅広い人を対象に、即興演奏のワークショップも行っている。おとぼけキャラで、おどり好き。06年にはNHK教育テレビの幼児向け音楽番組「あいのて」に出演し、生活の中の身近なものを使って音を作り楽しむことを伝える。著書に、CDブック『即興演奏ってどうやるの』(あおぞら音楽社)がある。
写真=Rina Nakano