川村 亘平斎 (かわむら こうへいさい)
インドネシアの青銅打楽器「ガムラン」を中心とした音楽活動をはじめ、影絵,イラストや絵本/漫画の制作など多方面に活躍する芸術家。
音楽と影絵を融合し、各方面から絶賛されているソロユニットTAIKUH JIKANG滞空時間を中心に、青葉市子、AFRA、飴屋法水、OOIOO、オオルタイチ、小山田圭吾、津村禮次郎、永積タカシ、細野晴臣、u-zhaan他数多くのアーティストとの共演。2012年TAIKUH JIKANG滞空時間の東南アジアツアーを成功させ、高い評価を受ける。
一方で、影絵デザイナーとしても精力的に活動。アイヌ影絵(2011~2014)、影絵個展「密林時間」(2012)、商店街のシャッターに影絵を映す【丸亀影絵通り】(2013)、都立写真美術館【恵比寿映像祭】にて会場をスクリーンで囲んだ360°影絵(2014)他を制作。その場で影絵人形を実演製作する【似顔絵影絵】、切り絵絵日記【ひざくりげ】等イラストレーターとしても注目を集めている。
日本各地に赴きワークショップや作品制作を通して、そこに住む人達と共にその土地に残っている伝承を使った影絵の物語を作る事や、夏祭り復興の為、子ども達にガムラン演奏を教えてみんなで演奏する活動、日本の民謡をアジアの楽器を使ってリメイクして行く事など、現代日本と伝統的な感性をつなぐツールになる新たな「芸能」のカタチを発信し続けている。