黒須 育海 (くろす いくみ)
振付家・ダンサー
1987年生まれ。埼玉県出身。
高校生の時にストリートダンスを始める。大学はダンス部に入部し、ストリートダンスと共に創作ダンスを始める。
大学では文学部英米文学科に入学、英語と保健体育の教員免許を取得した。
卒業後は振付家である一方、肢体不自由領域の特別支援学校で4年間常勤の教員を務めていた。特別支援学校では、車椅子を使用する生徒に、創作ダンスの授業を行ってきた。生涯生きていく上でこういった表現活動を経験したことは何かを変える力になっていくのではと考えている。現在は非常勤講師を務める。ダンサーのみならず教育機関に向けてのワークショップも積極的に行なっている。
2017年から男性中心のダンスカンパニー「ブッシュマン 」の主宰として「イメージを具現化」を身体表現のテーマに活動している。
横浜ダンスコレクションEX2015にてシビウ国際演劇祭賞とTouch Point Art Foundation賞を同時受賞、2017年の同大会で最高賞を受賞。これまでに韓国、ハンガリー、マレーシア、ルーマニアに招聘され、作品を発表してきた。 2018年からダンスカンパニー「コンドルズ」に参加。
その他、OKAMOTOS✖️RIP SLYMEやポルノグラフィティ、星屑スキャットのMVに出演したり、東京ディズニーリゾートのダンサーオーディションに合格したりと幅広く活動してきた。2016年にはテレーサ・ルドヴィコ演出『ピノッキオ』のオーディションに合格し、演劇の舞台にも挑戦し始めた。