宮島 達男 (みやじま たつお)
美術家
1986年東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。1987年、「1それは永遠に続く2それは変化し続ける3それはあらゆるものと関係を結ぶ」という一文を発表。1988年、デジタル・ガジェットを使用した作品がヴェネチア・ビエンナーレで注目される。その後、デジタル・カウンターを深化させながら制作し続ける。ニューヨーク(ACC)やベルリン(DAAD)、パリ(カルティエ財団)など、世界の主だったレジデンシー・プログラムで留学。国際的に最も名を知られた日本人アーティストのひとりで、日本より海外での発表が多い。1996年からはそれまで中断していたパフォーマンスも再開した。また、長崎で被爆した柿の苗木を育てる「柿の木プロジェクト」の活動も行なっている。