宮内 康乃 (みやうち やすの)
楽譜ではなく、声や呼吸など、 身体の自然なリズムを生かして音を紡ぎ出す、 独自の表現に取り組む作曲家。
2008年より音楽パフォーマンスグループ「つむぎね」 を立ち上げ、活動を開始。おもに声と鍵盤ハーモニカを使い、 空間全体に響きを生み出す、 音楽と舞台表現を融合したユニークなパフォーマンスを展開する。 2008年度トーキョーワンダーサイト主催「 Experimental sound, art and performance festival 2008」にて最優秀賞受賞。また近年、 そのシンプルな誰でも参加できるアプローチを、 多くの人と実践する活動「わ・つむぎプロジェクト」を開始し、 老若男女さまざまな人たちと、 それぞれの身体ならではの響きを紡ぎ出す活動を精力的に行ってい る。
写真=Yuko Kamei