上村 なおか (うえむら なおか)
ダンサー・振付家
石川県金沢市生まれ。5才よりバレエを始める。1991年お茶の水女子大学舞踊教育学科卒業。在学中の89年より木佐貫邦子に師事。91年木佐貫主宰のダンスグループ「neó」の創立メンバーに参加。以降、数多くの木佐貫作品に出演する。98年より笠井叡に師事、笠井演出・振付の、99年「青空(seikuu)」シリーズ、2000年「Spinning Spiral Shaking Strobe」(作:木佐貫共)、06年「透明迷宮」等に出演。01年より自主企画ソロダンス公演をスタート、たったひとつの身体が持つ隠された可能性を追求し、これまでに5作を発表。国内外で公演を行う。詩人、写真家、音楽家、ファッションデザイナー、美術家など他のジャンルのアーティストとの活動やダンサーとしてのオペラへの出演など精力的に展開している。とりわけ照明の岩村原太との「ひがな一日」シリーズや笠井瑞丈とのデュオ活動は継続的に行っている。身体表現教室やダンスクラス、各地での様々な世代へのワークショップを通して、身体の発見と冒険を実践中。身体の力とイメージの力を目覚めさせるべく奮闘している。近年では振付家としても活動の幅を広げている。02年度、文化庁新進芸術家国内研修制度研修員。04年度、第36回舞踊批評家協会新人賞を受賞。05年度より桜美林大学総合文化学群にて非常勤講師を勤める。