花壇のチューリップも色とりどりに咲き乱れ、あたたかくてまさに畑日和な日曜日。
新メンバ-さんも加わって、心機一転、2013年度最初のワークデーが行われました。
この日のメニューは・・・・
<やったこと>
・トンネルのところの開墾
・トマトときゅうりの植えつけ
・はつかだいこん、ほうれんそうの間引き
・花壇の草取り
・プレートのペンキ塗り
・子どもばたけの草取りと開墾?
<しゅうかく>
・エントランスのきぬさや(お昼にいただきました。甘くておいしかった!)
・きれいなチューリップ(とてもいいかおり)
・ミント(畑作業後のハーブティーに)
・はつかだいこんの葉(間引きしたもの)
長かった冬も終わりようやく春を迎えた畑に、今年もたくさんの実りがありますようにと願いを込めながら畑の開墾をしました。土を掘り起こし、灰や腐葉土など土を豊かにするものを加え、子どもたちも手伝って混ぜ混ぜしていきます。新メンバーの子同士が「一緒にやろう!」「うん!」といつのまにかとても仲よしになっているのもグリグリの春らしさ。
土を十分耕したら、いよいよ苗を植えていきます。この日は、トマト、きゅうりなどを植えました。
校舎のエントランスの方では、あったかくなってすっかり大きくなったきぬさやの収穫をしていました。
4歳の男の子は収穫にすっかり夢中で背伸びをしながら「ひとつ~ふたつ~」と一生懸命に収穫をしていました。

先月のワークデーで種まきをしたはつか大根にも芽が出てきて収穫まであと1歩の様子。先月から加わったメンバー親子が「こないだ種まきした大根、芽が出ている!!」ととても嬉しそう。ぐんぐん成長してもらうために、間引き作業をしました。
「全部抜くんじゃなくて少しずつね!」との声かけに3歳の男の子が「優しく、ちょっと」とかわいらしい声かけをしながら間引き作業をしていました。
前回のワークデーでの水田計画から一転、子ども畑では、草取りをしてきれいにして、土を掘り起こしはじめました。
しばらくすると小学生の子が「なんか板がでてきたー!」と大騒ぎ。
土にまみれているまな板を水で洗い流し、「これはなんだろう?」「いつくらいに埋めたものかな?」と推測しはじめました。
ずっと前のワークデーで、埋まってしまったものなのか真相はわかりませんがなんだか、石器を掘り起こして考古学者のように推測する子どもたち。
今年はどんな子ども畑になるのでしょうか。

いろいろなことをしているうちに、あっという間に時間が過ぎ、最後は今日のメンバーみんなで花壇の草取りをしました。
みんなの力ですっかり花壇はきれいになり、チューリップたちも嬉しそう。
次のワークデーでは「体感デーの準備を頑張りたいね」と言いながらこの日のワークをお開きにしました。

やっとやっと寒さが落ち着いた気持ちのいい日曜日、長い冬季休暇から戻ってきたメンバーさんや、体験できてくれた親子が集まって、賑やかにワークデーが行われました。
この日のメニューは・・・・
<やったこと>
・じゃがいもの植え付け
・はつかだいこん種まき
・ハーブガーデンにタイムとイタリアンパセリの種まき、
・ドクダミ対策でワイルドストロベリーの移植、お花植えつけ
・おマメトンネルついに解体?!(→建て替え予定)
・子どもばたけ水田計画
<しゅうかく>
・ほうれん草、小松菜、大根などたくさん(お昼にスープをいただきました)
・きれいな水仙。とてもいいかおり
・レモングラス(おひるのハーブティーに)
・エントランスのきぬさや
3月のイベントと言えば、じゃがいもの植えつけ。今回メンバーのみんなが選んだじゃがいもは、フレンチポテトにするとおいしいという「サッシー」と、紫色がきれいな「ノーザンルビー」と、ほくほくがおいしい「インカのめざめ」。それぞれどんな特徴があるのかみんなでおさらいしてから、種いもは適当なサイズに切り、断面にくんたんをすりつけておいてから、ふかふかに耕した畑に植えつけました。
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この日のもうひとつのハイライトは、ハーブ苗の植えつけでした。ハーブ畑には元々大きなコニファーが2本立っていたのですが、1月の大雪で1本が根こそぎ倒れ、そのおかげで畑が広がったのでハーブ苗とお花の苗を植えつけました。苗は、メンバーの一人が、朝、園芸店で買ってきてくれたもの。一つ一つどんな苗なのか説明してもらってから、手分けして作業をしました。
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畑の方で順調に作業を進めている一方で、盛大に行われていたのが「水田づくり」。今やグリグリのガキ大将とも言えるYくんが「コメつくりたい!」と言いだし、あっとうまに畑と芝生の一部を掘りだして水田か、ダムか、はたまた水路か?と言ったようなものを作りだしていました。ちょっと感心してしまうほどのいい仕事ぶり。。。こんな姿はいつ以来かしらーってつい感動してしまったりして。コメの栽培方法もネットで色々調べたり、循環装置を作るんだとはりきっていたり、熱意はすばらしいのだけど、どういう計画なのかが見えないため、「次回までに計画書をつくってくること!」と言ってこの水田は後日埋め戻されました。この続きをどうぞ見守ってやって下さい。
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なんやかんやと盛りだくさんな一日でしたが、これもまた春のグリグリらしいあわただしさ。暖かくなると人も出てきて、あれこれもやり出すのは、やっぱり人間も他の動物と同じように季節にあわせて行動する生きものだなぁと思わずにいられません。植物もまた、同じです。そんな森羅万象を感じられる面白さがグリグリに多くの人を引き付けるのかもしれません。4月のワークデーにはまたもっと多くの植物が成長し、人も出てくることでしょう。
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底冷えする寒さが続くこの日も、グリグリは元気に畑づくり!と思って集まったものの、この日のメンバーはたったの5人。小さい子どもたちが多く参加しているとはいえ、とても珍しいほどの欠席率。
「今日は寒いからまずはお茶でも飲みながら、来月植えるじゃがいもや春夏育てる野菜の相談をしようか」
なんて言いながらティータイムでスタート。結果を急がず、プロセスをもっとも大切にしているグリグリでは、一見“ゆるい”と思われるような時間も大事なコミュニケーションの時間です。暖かい教室で、カブさん(グリグリの参加アーティスト)が用意してくれた13種類ものおススメじゃがいもの情報を眺めながら、「フライドポテトにしたいなぁ」「コロッケにむいてるのもいいなぁ」「名前がおもしろいね」なんて言いながら、じゃがいも投票。欠席だったメンバーにはネット上で投票してもらいます。近いうちに集計をとって、来月のワークデーには植えていくことになります。さて、どのじゃがいもが植えられるのでしょうか。楽しみです。ほかには、夏野菜はどんなのものを植えるか相談し、意見がまとまったところでお昼の時間になったので、ティータイムのままランチタイムへ。ランチタイムはうって変って隕石落下の話題でもちきりでした。
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午後になるとカブさんが来てくれて、この先栽培する予定のトマトのためのビニールカバーをかわいく装飾しました。用意してくれたたくさんのカッティングシートを切って貼ってお絵かきです。自分の思いつきでどんどんつくる人、誰かがつくった絵をヒントにつくる人。気がついたらゆかいなコラボレーションになっていて、あまりの楽しさに一同時間を忘れて次から次へとつくっていました。
あまりに夢中になりすぎたので、造形には区切りをつけ、もう夕方近いというのに次回植える野菜やハーブのための土づくり、ほうれんの種まき、バラやぶどうのお手入れなどをしました。寒い寒いと言いながらも、暖かくなったときに元気に植物が育ってくれるように手入れは不可欠です。
「来月はもっと芽が大きくなっているかなー」などと話しながらの作業は、スタッフもしみじみ楽しいなぁと感じてしまうのです。暗くなるギリギリまで作業がつづいたところを見ると、メンバーのみなさんもきっと楽しかったに違いありません。
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「じゃあ一カ月後に!」と言って長ーいワークデーが終わりました。

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一年でもっともメンバーさんが集まる?クリスマス会。今年は40名弱と、やや少なめでしたが、昼間から子どもたち中心でクリスマスの飾りつけをしたり、料理好きの大人と子どもが料理をつくったりと、いつもながらのいいクリスマス会となりました。これまでは、3年連続で七面鳥を石窯で焼いてきたのですが、別メニューも試してみようということになり、今年はローストビーフ(4キロ!)とS家の手づくりベーコンをメインに、畑でとれたバジルで作り置きしておいたバジルペーストやシソ味噌を使ってパスタやおにぎり、畑のサツマイモのスープをつくることに決定。多人数分をつくるのは量が検討つかず、「足りるかなぁ?」と心配しながら、毎回すごい量ができあがるのですが、今年も盛大につくって食べて大賑わいでした。
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今年は、地元で「巣鴨大根」にはまっているグループの方がご家族とともに参加してくれて、会の終盤では「大根づくり作戦会議」が開かれました。「そもそも巣鴨大根てあったの?」という疑問から、いつの時代に、巣鴨のどこで栽培されていたか、様々な角度から歴史をひも解きながら巣鴨大根を探究してきたいきさつを伺い、巣鴨で栽培してみたい!という思いがグリグリのみなさんにも通じ、来年は「巣鴨大根をつくっちゃおう!」ということになったようです。どんな展開になるやら楽しみです。

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通常はほぼ月二回活動しているグリグリですが、今年の秋冬はわけあって月に一回しかワークデーがないのでこの日は一か月ぶりにメンバーが集まりました。前回は、花壇の整備を丸一日かけて行って、うっそうとしていた花壇が見違えるようにきれいになり、冬を越せるかわいいお花が植えられたのですが、今回は実りの秋らしく収穫と食べることが満載のワークデーでした。
畑の収穫といえば、さつまいも。暑さのせいか、秋になるまで葉も茎もほとんど伸びることのなかったおいもがどうなっているのか心配していたのですが、数は少ないものの丸々と太ったさつまいもを収穫することができました。すぐには食べず、12月のクリスマス会でいただくことにしました。さつまいものツルは、甘辛く炒めるととてもおいしいので、丁寧に筋をとって、短く切ってきんぴら風にしていただきました。簡単な一品ですが、筋をとるのに5,6人がかりで約2時間作業という究極のスローフード。あるものを大事にする心って、言うほど簡単ではないと痛感しつつ、美味しさに感動しながらいただきました。
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二つ目の収穫はみかんです。畑の脇にもともと植えてあったみかんの樹が今年は大豊作で、子どもたちが木や塀によじ登ってとってくれました。集めてみるとものすごい量。数えてみたら100個以上にもなっていました。みかんはジャムにしようということになり、エプロンを持参してはりきってきた小4の女子を中心としたメンバーの一部が、午後はジャムづくりをしていました。しかし、あまりにも大量で、ジャムが出来上がったのは日も暮れた5時ごろ。お腹を空かせた子どもたちはパンにできたてのジャムをつけて「うまいうまい」と大騒ぎで食べていました。
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そして三つ目の収穫は柿です。にしすがも創造舎の中庭には大きな柿の木が3本あり、グリグリが集まる教室の窓から見るとおいしそうに熟した柿がよく見えるので、毎年子どもたちが「採りたい採りたい」と大騒ぎします。ついに高枝ばさみも買って、柿もぎが定着したのですが、今年は渋柿が20個くらい採れて、これも渋ぬきをしておいて12月のクリスマス会でいただくことにしました。
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収穫以外も、もちろん畑仕事はあり、レモンやブドウの樹に肥料を与えてふかふかの土にしてあげたり、さつまいもを収穫した後の畑を整備して次の種をまいたり、子ども畑の大根の芽かきをしてあげたり。
グリグリの体験に来てくれた親子も10名ほどいたので、メンバーさんが色々教えてあげたりしながらの、とっても賑やかで暖かなワークデーでした。

残暑がやっと和らいで秋の気配も感じられるようになりましたが、日曜日のワークデーはあいにくの雨の一日となりました。一日中雨が降り続いた事もあり、参加したメンバーは大人メンバーが一人に、親子が一組、あとはボランティアと事務局スタッフだけという少し淋しい集まりになってしまいました。
午前中の集まりで今日する事を確認する際に、雨にも負けず、でも体調に無理は無いようにということで、午前午後とも外での活動は一時間程度とし、前回のワークデーで話し合っておいた事を少しですが片付けました。

まずは、夏野菜のトマトももう終わりということで、一度全部抜いて畑を次の野菜のために空けました。同じく、とうもろこしも引き抜いて、こちらには秋に向けてコールラビを植えました。コールラビの苗は、メンバーの方が自宅で発芽させて前日のうちに届けておいてくれたものです。

お昼には、8月のワークデーで漬けておいたトマトのピクルスをつまみつつ、メンバーの方が持参して剥いてくれた梨もいただきつつ、午後はどんな作業をするかなどのんびり語らいました。
そして、午後になると心なしか雨が強くなったような気配。本当は、玉ねぎや小松菜の種を蒔くことも予定に入っていましたが、種が流されてしまいそうなので、無理せず、まずはしそ畑をきれいにすることにしました。

畑のしそは3株分がこんもり茂っていて、せっせせっせと刈り取りました。全部収穫した後は、教室に戻って葉をより分け、どんな保存法があるかなどを調べました。その結果、しその実は塩漬けにして、葉っぱ部分は一夜干しにした後、一部はしそ酒(うがいに良いらしい)、残ったものはパリパリにしてふりかけにしたりしようと計画中です。大量のしその保存方を考えている途中、「赤じそならジュースにできるね」という話も盛り上がり、来年の畑計画に入れたいな、と思いました。

最後には、今日の振り返りと、次回やりたい事などを話つつ、ささげの種やごぼうの種も収穫して、今日来てくれたメンバーでしそやじゃがいもを分配して解散しました。

メンバーが揃わず子どもの姿も少なくて、いつもとちょっと違ったグリグリ畑ですが、すっきりして次の植物を待っている場所も増え、秋冬に向けての準備もバッチリ。次回は晴天に恵まれて賑やかに活動できるよう祈ります!

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夏休み最後の日曜日となるこの日、雲ひとつないギラギラ光る太陽の下で、にんじんのタネまきをメインにワークデーを行いました。集まったのは約30名。暑さにも負けない元気いっぱいの子どもと大人ばかりで、「日に焼けたねー!」などと挨拶をかわしながら集まり、いつものようにミニ黒板に書きだした今日のメニューをみんなで確認し合ってから作業にとりかかりました。

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グリグリでは、これまでも何度もにんじん作りにチャレンジしていますが、今年は、メンバーの中で福島県相馬市において、馬の支援活動を行っているSさんファミリーの呼びかけもあり、これまでよりも盛大ににんじんを育ててみようということになり、この日はタネまきをすることにしました。
Sさんが買ってきてくれたのは3種類のにんじん。乾燥しきった土にたっぷりの水をまき、肥料を混ぜてよーく土づくりをしてからのタネまき。かわいい絵も添えられたネームプレートを子どもたちが作ってくれました。最後にそっとわらをかぶせて、もう一度たっぷりの水をあげておきました。
これから一週間、乾燥しないようにメンバーとスタッフが日替わりで水やり当番です!
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1時近くまで作業をした後は、ランチタイムです。この日は、7月28日に開催したイベント「畑@校庭まるごと体感デー」のスライドショーを見ながら、打ち上げを兼ねたものとなりました。スタッフのKくんが家からタイカレーを仕込んで持ち寄ってくれたので、もうみんな大喜び!!具材はもちろん畑でとれたお野菜です。ちょっと辛いけど、子どもたちもおいしそうに食べていました。その他、収穫したトマトを同じく畑のバジルで作ったバジルソースであえたサラダ、採れたてのきゅうりと谷中生姜に手作りのシソ味噌をつけていただくなど、とても豪華なランチとなりました。
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猛暑が続くと、暑い、暑いと部屋にこもりがちですが、暑い中でもバラがきれいに咲いていたり、トンボが飛んでいて秋はもうすぐそこまで来ていることを実感したり、やはり畑で植物や虫と戯れることは私たちに色々な感覚を呼び起こしてくれるものだなと感じた一日でした。メンバーの子どもや大人たちも、きっと色々な季節の変化を感じたことだと思います。
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そして最後の最後に、スタッフの一人が色とりどりのトマトや、まだ青くて固いトマトでピクルスを作ってくれました!ひと月後ほど味をしみ込ませた後、ワークデーのラインタイムにいただけそうです。
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IMG_3546a.JPG去る7月28日、にしすがも創造舎の校庭で「畑@校庭まるごと体感デー」が開催されました。連日の猛暑で熱中症が心配される中、400名にも及び方々にご来場いただき、本当にありがとうございました。
このイベントは、当初はグリグリの収穫祭として開催していたものですが、2010年にアースデイマーケットさんと出会い、オーガニックの食材を提供する農家さんのマーケットや親子向けの音楽ライブ、カモ・カフェのオープン・カフェが開かれるコラボ・イベントとして、今回が4回目の開催となりました。
グリグリのメンバーこの日のために準備したのは、畑で育てたじゃがいもとハーブの石がまPIZZA、手作りモヒートジンジャーエール、スペシャルアイスティー、メンバーのお母さんによる絵本の読み聞かせ、そしてキッズゲームです。キッズゲームは毎年子どもたちが自主的に企画・運営しているもので、今年は得点が書かれた箱にボールを投げ入れて遊ぶボール遊びでした。ルールを説明する係、列の整理をする係、ボールを渡す係、得点を数える係と子どもたちで担当を決め、いつになく整然と進むゲームの様子からは、子どもたちの成長目覚ましい姿が見受けられました。
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夕方の風が心地よく吹くころに始まるぷちライブ、今年のゲストは4人組のCOINN。優しく穏やかな音色のギターと歌によるライブには、大勢のお子さん連れが集まり、ゆったりとくつろぎながら生演奏に身をゆだねる姿が印象的でした。
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アースデイマーケットは、静岡のお茶屋さん、手作りジャムやさん、シフォンケーキにスモークチーズ、柑橘系のドリンクなど7店の多彩な作り手が集まり、来場者を楽しませてくれました。よーく冷えたドリンクは絶品でした!
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ところで、今回は特別に来場者のみなさんに野菜やお花のタネをプレゼントさせてもらいました。某企業から物資提供いただきました。
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「畑@校庭・・・」は、次回は春ごろ開催の予定です。再び皆さまにお会いできることを楽しみにしております。

梅雨入りしてすぐのグリグリワークデーは、何とか雨に挟まれた晴れ間に実施する事ができました。畑の緑も色鮮やかに賑わい、メンバーさんもたくさん訪れ作業がどんどん進む一日となりました。

活動の最初には黒板でその日のメニュー(前回やり残した事も含めてみんなで考える)を確認、今日の「つもり」ということで、その日一人ひとりがやる「つもり」の事も教えてもらいました。ブドウが気になっている人や、子ども畑の計画等みんなで何となくお互いの事を共有してスタートです。
子どもたちはサッと子ども畑に向かい、雑草を抜き始めました。前回撒いた種も少し芽を出していましたが、それ以外にも植えたいものを考えて苗を買い出しに。一方で、今年に入り成長のスピードがぐんと伸びたブドウは、あっという間に大人の背丈も越える程に。しっかり誘引します。

さらに、今日一番期待していたのは、石釜の試行運転。新しいメンバーで火を熾す達人が登場、夏祭りに向けて、一度試しに使ってみようという事に。積み木のような薪が並ぶ様が何となく可愛い。ちょこちょこ子どもたちも様子を見に来ては、一人前に団扇を仰いだり、中を覗いたり興味津々な様子です。

石釜を達人にお任せした後は、ごぼうの葉も剪定。切られた大きな葉は、子どもたちの日傘に回収されていきました。その隣では、自分が植えたから!と収穫を楽しみにしていたニンニクを、兄妹でどんどん引っこ抜き、白くて大きい立派なニンニクがてんこ盛りです。

畑作業の傍ら、子どもたちは虫に気を取られることもしばしば。永遠のアイドル、ダンゴ虫を両手いっぱいに抱えて披露してくれます。もちろん虫だけでなく、ワイルドベリーの収穫もしっかりと。

その他にも雑草を抜いたり、トマトを植えるための畑を耕したりしていたら、あっという間にお昼の時間。石釜も1時間程経ったところで、おにぎりやホットドックなど、いろいろ試しに焼きながら芝生広場でランチタイムとしました。ピザもとりあえず焼けていたので、7月の夏祭りでも石釜を使って何かを焼けるかも!?とメンバーもワクワクです。

午後からは、ハーブを植えている畑でも作業をしました。少し日陰になっているので、蚊の発生率が高い気がしますが、かゆさと、どくだみの香に耐えながら、抜いても抜いても出てくるどくだみたちを、コツコツコツコツ抜きます。「根っこが抜けると気持良い!」と言いながら根っこに夢中になる子どもに、気が滅入りそうになる大人は励まされました。ラベンダーやじゃがいもの花も満開で目も癒されます。

芝生広場では、工具を持参したパパさんがついに柵を完成させようと、やんちゃな男の子たちに工具の使い方教えつつ、黙々と組み立ててくれました。立派に完成した柵は早速畑へ。全体の景観も考慮しつつ場所を決め、畑の素敵さが一段と増しました!

また、各家庭で立派に成長したトマトの苗を畑に植え替え、害虫予防ににニラやオレガノも植えました。メンバーがたくさん育ててくれたので、畑に入りきらなかった子たちは、ベランダで鉢植えにしました。

そして、石釜試行運転が終了した後は、壁面修理の続きです。セメントの配合などがなかなか難しく、ヒビが入っているところもあったので、みんなで相談しながら作業をしました。実は夕方から雨が降ってしまったので、ちょっと先が心配ではありますが、試行錯誤を重ねるのはグリグリメンバーの得意な事、また次回以降様子を見ながら完成させていきたいです。
最後には、また黒板の所へ集合して、みんなが何をしたか振り返りを行います。あちらこちらで散らばって作業をしていると分からない事もあるので、こうして共有する時間はとても大切。これから夏野菜も収穫できるよう、梅雨や暑さに負けない畑をみんなで守り育てていきたいです!

そよぐ風の爽やかな5月、グリグリのワークデーは賑やかな1日となりました。バラも咲き始め、春菊の花も思わぬ可愛い黄色い花を咲かせ、ジャガイモも2週間で驚くほど成長していて、畑の彩りが豊かになってきました。

黒板で今日やりたい事を確認した後は、各自好きな場所へと散らばります。今回のメインメニューは、ハーブを植える、こども畑作り、石窯の修繕、物置の片付けなどです。ふと見ると、ブドウもいっきに葉を茂らせていたので早速柱にくくりつけました。

ハーブは、メンバーの方がワークデーの前に園芸店に買い出しに行ったので、植える場所を作るべく、雑草やどくだみの根っこ退治に取りかかりました。子どもの手いっぱいに根っこが収穫され、どくだみに占領されていた場所が、ハーブ畑に生まれ変わります!

一方こども畑では、以前ワークショップで堆肥ボックスを一緒に作った美術家のジョニーさんを迎えて、本格的な畑づくりを開始しました。子どもによる、子どものための畑です。男の子たちは杭を打ったり電動ドライバーを使ったりする事にも果敢に挑戦し、女の子たちは畑の周りを彩る三角旗をせっせせっせと作っていきます。

作業がどんどん進むとお昼の時間もあっという間に訪れます。教室に戻りがてらソラマメを収穫し、料理部隊がラディッシュを盛り付けて、ラディッシュの葉っぱで美味しいスープも振舞われました。

さてさて、お昼からも作業の続きです。ハーブを日当たりの好みに合わせて植える場所を相談し、こども畑では引き続き三角旗作りが続き、出入り口には立派な橋がかけられていました。

また、午後からは石窯の修理も行いました。藁を混ぜて土を作って張り付けていき、そこに貝殻やガラス片を埋め込みました。まだ完成ではありませんが、夏祭りまでに少しずつ作業を進めていきます。

最終的には、こども畑には子どもたちが考えたルールが書き込まれた看板が立てられました。「子ども以外は入ってはいけません。」とのことなので、どんな畑になっていくのか、大人は静かに楽しく見守ることにします。

いつの間にか、大量発生しているアービーを使って冠を作ったり、子どもたちの造形的な才能も存分に発揮された1日、夏に向けて畑の活動はどんどん活発になっています!