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畑づくりでもっとも大切なものといえば「土」。土がよければいい作物が育つし、土が悪ければ作物は育たないことは、グリグリの多くの子どもたちが体験的に知っていること。その土をテーマに、造形ワークショップを行いました。ワークショップの講師はカブさん。畑や校庭の土から絵の具をつくって、それで絵を描いてみようというのです。

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IMGP4867a.JPG毎年恒例になってきた「焼いもの日」がやってきました。植える植物は毎年変わるけど、やっぱりはずせないのがサツマイモ。子どもはもちろんのこと、大人だって大好きだ。それにかこつけて、石窯でほかにも焼いてみたい、というのも本心。今年は畑でとれたサツマイモは少なくかったけど、その分家から追加のサツマイモや栗、ソーセージ、マシュマロなどを持ってきたり、焼きりんごを作ったりしたので、かなりもりだくさんとなりました。焼きたてのほくほくの焼きいもは、見た目によらず?すごく甘くておいしかったです!完全にアウトドアな雰囲気になっている目の前を、ふと気づけば車がいつもどおりブンブン走っていることに気づいた一人の人が、「車がはしっているのが信じられない~」と一言。確かに、不思議です!
もうひとつ大事なことは、豆のタネまき(豆まき?)でした。11月上旬がベストということで、この日土づくりをして、5種類の豆をまきました。ツタンカーメン豆(紫エンドウ)、ソラマメ、Dwarf Bean (Borlotto/英国産)、サヤエンドウ、スナックエンドウです。これらが育った時には豆のトンネルになるようにしようという計画です。メンバーがたくさん増えたので、開墾も4,5人でせっせと掘ったらあっという間にできてしまって、初期のころは休むことなく耕していたお父さんたちは、仲間が多いことのありがたさをしみじみと感じたようです。
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IMGP3466a.JPG9月に新メンバーを募集したところすぐに15名の応募があり、この日は新メンバー顔合わせの日となりました。8月の夏祭り以来、約1か月ぶりのワークデーなのに、シルバーウィークの最中で旧メンバーは3人しか来なくて、「ほんとは50名くらいいるんですよ」という言葉がうそのように聞こえてしまったのでは…。しかしそんなことは関係なく、新メンバーのみなさんは一月もほっておいたためにひまわりが倒れ、雑草ぼーぼー、トマトも枯れた悲惨な状態の畑を、テキパキした作業で一日で見違えるほどきれいに整備してくれました。半分雑草にうもれていたベンチは姿を表してきれいに配置され、バラバラな向きを向いていたバラはちゃんとバラのアーチに誘引され、畑のど真ん中に鎮座していたたい肥ボックスも少し隅の方に移動され、ひからびた状態だった子ども畑も開墾しなおして少しいい状態になりました。
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8月にタネをまいたニンジンの芽を間引きしたので、じゃがいもと一緒にスープにいただきました。おいしかった!

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夏休みも終わりに近づいた8月22日(土)、恒例行事となりつつあるグリグリの夏祭り「畑@校庭まるごと体感デー」を開催しました。グリグリは、いつもはメンバーだけで活動しているので、この日ばかりはご近所のみなさんにグリグリの活動や畑のことを知ってもらおうというお祭りの日。4月にメンバーが集まって早々の6月から、どんなプログラムにするか、石窯料理は何をつくるか、何度も相談を重ねて準備してきました。そうして迎えたこの日。一番ドキドキしていたのはみなさんなのではないでしょうか。これまで以上に畑とつながるたくさんのプログラムが用意されて、3時間あまりの短い夏祭りでしたがすごく盛りだくさんの内容になりました。
ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました!

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090613 082a.jpgなんとなくいつも、各自がやりたいことをやっているグリグリは、畑が大きいことや、自由に使わせてもらえるスペースが広いこともあって、いい意味でいつもバラバラに色々なことをして過ごしています。その中から、子どもたちが起こしてくれた出来事をいくつか紹介したいと思います。
●秘密基地とみどりのカーテン完成
●三人畑(さんにんばたけ)のその後
●なんでも楽器に
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081210 044a.jpg前回のワークデーではバラのアーチが立ったので、今日はいよいよバラの植え込みです。大人4,5人がかりで土を掘リ返し、バラを植えつけるための土づくりからスタート。またもやカチカチの土との格闘で悪戦苦闘していると、体育館の塗装工事をしていたおじさんが、ずっと私たちの作業を(間近で)見ていました。どうやら気になるらしい・・・と思いきや、気がついたときにはシャベルを持って土を掘ってくれていました(笑)。グリグリには、こういう突然のお客さんがたまにいらっしゃいます。ここまで力を入れてくれた人はいませんが、毎日散歩がてら畑の植物の成長を見ているというおじさん、子どもの秘密基地や石がまの中で休むネコ、畑の様子を見にきた元グリグリメンバーなどなど。こんなふうに色々な人たちとゆるやかにつながれるのはグリグリならではです。
実はこの日は、もうひとりとても素敵なお客さんが来てくれました。体奏家/ダンスアーティストの新井英夫さんです。

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090509 083a.jpg毎年4月になると、メンバーの入れ替わりがあり。今年は半分くらいのメンバーが入れ替わったので、どこか新鮮な空気が漂う。もう4年目になる人もいれば、にしすがも創造舎に来るもが初めての人もいる。
この日はまず恒例の自己紹介から始まった。名前と一言。いつもは元気を爆発させている子どもたちも、なぜかモジモジと体を動かして恥ずかしがっているのがおかしい。なんか気持ちがわるい・・・正直な反応だろう。大人は隠しているけどやっぱりどこか気持ちが悪いはず。しかし、そんな気持ちも畑に出てしまうとあまり気にならなくなるのではないだろうか。何をしたらいいのかしら?どまどいはあっても、みなさんやさしい教え合ったり、ここはこうしませんか?と提案したりと、ポンポン会話が弾むからだ。
この日のメインは、なんといってもバラのアーチの組み立てと設営。もとは市販のものを使おうと言っていたのだが、話がすすむうちに木材で作りましょうということになり、なんとアーチはオリジナル。バラ部(グリグリ内に昨年結成された)の一人のメンバーがオーダーしてくれたのだ。でも、DIY得意なわけではないのでなかなかアーチの設置は大変で、この日は夕方6時まで作業が続いた。次まで置いておけないから今日やってしまおうと、テンションは最高潮に上がった。「畑どころか、ついにガーデン施工までやっちゃっているね」みんなで大笑い。でもその甲斐あって、すてきなアーチが立った。ここにバラを植えこんで這わせていくのがたのしみ!
大人がこれだけ楽しんでいると、子どもたちもだんだんと真似をしてくる。泥んこ遊びばかりだった子たちも、子どもだけの畑をつくったり、石窯もどきをつくったり、掘った穴に屋根をかけたいと言ってきたり。なるべくそうした子どもたちの声に耳をかたむけてあげたい。バラのアーチの次の施工案件も決まった!
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090117 002a.jpg2006年に畑づくりをはじめてから早3年。振り返ればたくさんの出来事があり、確実に畑も子ども人も成長しているのがわかります。過ぎ去ったものを、少し立ち止まって見つめてみることで、いまのグリグリはどんな集まりなのかが見えてくるだろう…。また、グリグリを知らずにいる多くの人たちに、ここでこんな出来事がおきていることを知ってもらいたい。そんなことを期待して、いま、グリグリの3年間をまとめた本づくりに取り組んでいます。寒空の下、作業はささっと終わらせてもっぱらうちにこもって本づくりのための話し合いが進みました。

<今日の収穫物> 白菜1コ、ダイコン4本、二十日大根4本、春菊少々
ダイコンはみずみずしくて、甘くてサイコーでした。

turkey.jpg「クリスマス会のために、10キロの七面鳥を買おうか迷っています」
グリグリ・メンバーのメーリングリストに、そんなメールが流れたときには、「焼くのにものすごく時間がかかるから」と反対する意見もありましたが、「食べてみたい」「やってみたい」という男性陣の声に後押しされ、とうとう10キロの七面鳥を焼くことになりました。ボランティアで長年グリグリを手伝ってくれているべべちゃんが中に詰めるスタッフィングをつくり、提案者のパパさんは朝9時から火を起こして石釜の準備をしました。そして、焼くこと約3時間半でまっくろな(苦笑)、こおばしい香りの七面鳥に焼きあがりました。
「こんなに黒いとはおもわなかった」
生まれて始めて見る七面鳥がこんな姿では、子どもはがっかりでしょう。グリグリはどこまでワイルドなんだ!誰もがおもったはずです。でも、一人一人の顔がみな、すごい笑顔なのがとても印象的でした。
ワイルドに焼けた七面鳥は、一口食べると、スタッフィングとの絶妙なコンビネーションでとても高貴な味で、子どもも大人も「おいしい、おいしい」とひたすら食べ続けました。
食べたい!と提案する人、おいしいレシピを見つけてくれる人、お料理をしてくれる人、お手伝いをしてくれる人、火を起こしてくれる人。石釜ができてから、大人たちの中で自然と役割分担ができてきました。これもみんなで畑をつくり、石釜をつくってきたおかげなんだろうな。

IMG_0433.jpgちまたで売られている綿製品のほとんどは中国やアメリカで大量生産された綿でできていますが、国産の、いまでは栽培する人もいなくなってしまった「いばらき」という品種の綿を、有機無農薬で栽培しているところが栃木県藤岡町にあり、綿摘み体験もできるのでみんなで遠足に出かけました。実は、ここは昨年も遠足で来たのですが、とてもゆったりとした時間が流れていて、都心から約2時間で来られるという立地も奏功して「ぜひまた行きたい!」という声が多く、ふたたび訪れることになりました。

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