去る8月1日(日)、真夏の空の下で「グリグリ×アースデイマーケット 畑@(あっと)校庭まるごと体感デー」を開催しました。そのユニークな名前の夏祭りは、グリグリが過去2年間開催してきたささやかな収穫祭。グリグリのメンバーが、日頃育てているお野菜をつかってご近所の方たちをおもてなししようということからスタートしたものなのですが、今年はアースデイマーケットさんと出会ったことによって大きく成長し、農家さんが産直野菜を販売するマーケットや親子向けのライブ、にしすがも創造舎で営業しているカモ・カフェも加わってとてもにぎやかなお祭りとなりました。
イベントのスタートは正午。朝からジリジリと陽が照りつける猛暑の中、どれだけのお客さんが来てくれるだろうかと一瞬懸念しましたが、午後1時前には石がまピザやカモ・カフェの前にはランチを求める人の長蛇の列が、アースデイマーケットの農家さんのテント前もお買い物する人がぞくぞく集まっていました。狭い校庭に、アースデイマーケットオリジナルの涼しげな竹テントが並び、農家さんが丹精込めて作った農産物があり、グリグリのメンバーによる楽しい体験コーナーがあり、畑の周りや芝生の上を大勢のお客さんと、グリグリのメンバーと、農家さんたちがワイワイ行きかう―。その様子は、かつての朝日中学校の文化祭や体育祭にも匹敵するのではないかと思われるほどのにぎやかさでした。
夕方心地いい風が吹きはじめたころには、芝生の上で、小さなおもちゃや太鼓トロンボーンなどたくさんの楽器を使って演奏するライブが始まり、どこか懐かしさの漂う軽快な音楽が鳴り出すと、もはやここが国道沿いとは忘れてしまうくらい。青空の下、緑に囲まれたまさに「アート&エコ」な一日でした。多様な世代と多様な人たちがクロスするプラットフォームになることを目指しているグリグリにとって、これ以上にない出会いを生み出すことができた一日でもありました。
ご来場いただいたみなさま、暑い中本当にありがとうございました。
さて、このイベントを裏方として支えたグリグリメンバーに関して少しだけつけ加えると、メンバーは、事前のワークデーでピザの練習を重ね、ドライトマトを作り、ゲームのルールづくりや備品の準備などをして当日を迎えました。多少バタバタしたものの、しかしながら、半分近いメンバーが経験者となった今では、比較的落ち着いて係同士で協力しあって行っていた様子があちこちで見受けられ、大きな混乱もなく無事に乗り切ることができました。ちなみにピザの売り上げは目標を大きく上回り、154枚も売ることができ、バックヤードでせっせとピザづくりに励んでいたメンバーにとっては何よりの達成感だったに違いありません。
4月に出会った新しいメンバーたちと、ギュギュッと距離が縮むことを実感できる夏祭り。9月頭にはぶどう棚づくりをするのですが、早速そこでみんなの団結力が活かされるのではないでしょうか?
(※ぶどう棚づくりについては後日レポートしますので、どうぞお楽しみ
に!)
◎ピザに並ぶなが~い行列
◎葉っぱあそびコーナーは子どもたちがいつもいっぱい
◎グリグリっ子たち