夏休み最後の日曜日となるこの日、雲ひとつないギラギラ光る太陽の下で、にんじんのタネまきをメインにワークデーを行いました。集まったのは約30名。暑さにも負けない元気いっぱいの子どもと大人ばかりで、「日に焼けたねー!」などと挨拶をかわしながら集まり、いつものようにミニ黒板に書きだした今日のメニューをみんなで確認し合ってから作業にとりかかりました。
グリグリでは、これまでも何度もにんじん作りにチャレンジしていますが、今年は、メンバーの中で福島県相馬市において、馬の支援活動を行っているSさんファミリーの呼びかけもあり、これまでよりも盛大ににんじんを育ててみようということになり、この日はタネまきをすることにしました。
Sさんが買ってきてくれたのは3種類のにんじん。乾燥しきった土にたっぷりの水をまき、肥料を混ぜてよーく土づくりをしてからのタネまき。かわいい絵も添えられたネームプレートを子どもたちが作ってくれました。最後にそっとわらをかぶせて、もう一度たっぷりの水をあげておきました。
これから一週間、乾燥しないようにメンバーとスタッフが日替わりで水やり当番です!
1時近くまで作業をした後は、ランチタイムです。この日は、7月28日に開催したイベント「畑@校庭まるごと体感デー」のスライドショーを見ながら、打ち上げを兼ねたものとなりました。スタッフのKくんが家からタイカレーを仕込んで持ち寄ってくれたので、もうみんな大喜び!!具材はもちろん畑でとれたお野菜です。ちょっと辛いけど、子どもたちもおいしそうに食べていました。その他、収穫したトマトを同じく畑のバジルで作ったバジルソースであえたサラダ、採れたてのきゅうりと谷中生姜に手作りのシソ味噌をつけていただくなど、とても豪華なランチとなりました。
猛暑が続くと、暑い、暑いと部屋にこもりがちですが、暑い中でもバラがきれいに咲いていたり、トンボが飛んでいて秋はもうすぐそこまで来ていることを実感したり、やはり畑で植物や虫と戯れることは私たちに色々な感覚を呼び起こしてくれるものだなと感じた一日でした。メンバーの子どもや大人たちも、きっと色々な季節の変化を感じたことだと思います。
そして最後の最後に、スタッフの一人が色とりどりのトマトや、まだ青くて固いトマトでピクルスを作ってくれました!ひと月後ほど味をしみ込ませた後、ワークデーのラインタイムにいただけそうです。