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<きょうのメニュー>
じゃがいもの収穫
チューリップのお礼肥
スイカ(子ども畑)、ぶどうに追肥
バラの黒点病対策
トマトの支柱なおし
バジルのたねまき
「今日も暑いですねー」。口をひらくとついそんな言葉が出てきてしまう突然の夏日。体験に来られた親子も含めて約30名が集まる、にぎやかなワークデーでした。2週間ぶりに畑をみると、小さなズッキーニやミニキュウリが実っていたり、スイカの花が咲いていたり、トマトが青々と実っていたりして、じゃがいもはいつもよりもひと月ほど早く収穫ができました。
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じゃがいもは、3月にメンバーで投票をして決めた3つの品種を植えたもの。
「あのじゃがいもがとうとう収穫できるんですね!」
ちょっとしたことでも、みんなでプロセスを楽しみながら栽培していると、収穫のよろこびはひとしおです。
あいにく、寒暖の差が激しいかった今年はお芋が不作らしく、掘ってみるとたしかに小粒でしたが、「色がきれい!」とみんなには好評で、今度食べるときを楽しみにしていました。
夏の直売所オープンにむけて栽培しているトマトは、空梅雨のせいで土がからからに。女の子チームに
「どしゃぶりが降ったみたいに水をまいてね!」というと、
「えー?そんなにあげるの?」
小6になったJちゃんと、小1のKちゃんがペアになって、ボランティアスタッフのお姉さんにフォローしてもらいながらたっぷり水やりしていました。その後、トマトと相性のいいバジルのタネをまいてくれました。
こうした作業は、毎度のことながら、<きょうのメニュー>の中から、その日やってみたいことや、前回に続いてやりたいことなどを各自がえらび、行なっています。あくまで自主的に。この日のように参加者が多いとどんどん作業がはかどるので、中には自分で仕事を見つけて勝手にやってもらっています。それがいいのです。
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木陰のない畑は日差しがきつくて、お昼休みまでの一時間ちょっとでもうクラクラ、汗だく。そのせいなのか、昼食後に「夏にオープンする直売所を設計しよう!」と声をかけると、ほとんどの人が教室に残り、設計会議に参加することになりました。議長は、現役大学院生で建築を勉強中のあべちゃん(ボランティアスタッフ)。カブさんが考えてくれた素案に、みんなの意見を取り入れつつ設計しようと考えてくれて、スケッチを描いたり、寸法を考えたりしてみんなで一つの案をつくってくれました。子どもも大人も一緒になってこんなふうに会議をしたのは、ちょっと久しぶり。グリグリらしい、いい雰囲気でした。スタッフがいなくてもどんどん話が進み、「最後にどうなったの?」と聞いたときには、簡単な設計図ができあがっていました。次回から塗装、組立スタート予定?!
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白熱する設計会議の一方で、数人の畑チームは午前中の作業で残ったところをせっせとやってくれていて、この日予定していた作業は終了。空梅雨にそなえて水やり当番を決めたりして、みんなそれぞれ家路につきました。