今回は、いつものえほんの会と違って「人形劇」がやってきました!
えぽんず俳優メンバーの田中晶さんと、ゲストに人形操者の千田庸子さんとで、とっても愛らしく心がぽかぽかするような人形劇が行われました。
教室にあるのは、人形劇用の舞台の枠組みだけ。「ここに、みんなで野原をつくりましょう!」とえぽんずさんの誘いかけに、大人も子どもも、紙に葉っぱや花や動物を好きに描き、ぺたぺたと舞台に貼り付けていきます。すると、素敵な野原の舞台が出来上がりました!
いよいよ劇のはじまりはじまり。
最初の演目は、「えほん」。女の子が置いていった本のもとに次々と動物がやってきて、いろいろな反応を見せます。いったい何の本を見ているのでしょう…。その結末に、大人は「う~ん、なるほど!」とうなりました。
次の演目は「へんなじゅうたん」。ねこが一生懸命に絨毯を広げるのだけれど…。ねこの格闘や、効果音に、ちいさな子もワハハ~と笑顔で楽しんでいました。
次の演目は「ちいさなオリンピック」。2匹のクマが、いろんな運動を始めます。そのけなげな姿に、思わず「がんばれー!」と声援があがりました。
みんなで手を加えてつくった舞台の上で人形が動き出す様子に、大人も子どもも嬉しさ倍増、とっても愛おしげに人形をみつめていました。
劇のあとには、田中晶さんが、手袋を使った簡単な人形づくりを行いました。みんなでつくった人形を手にはめ、「こんにちは」とご挨拶。それぞれの人形劇がはじまりそうな瞬間でした。
会が終わったあとは、特別に、人形に触れさせてもらいました。どの人形も、とても表情豊か。色合いや毛並みもそれぞれで、命が吹き込まれているようでした。
午後の会には、「えほんの会」の常連さんである男の子が、なんと自作の人形劇を家から持ってきて披露してくれました!演じてくれたのは、「三びきのやぎのがらがらどん」。手作りの人形に、セリフや歌も加わって、そのクオリティーにびっくり!将来は劇作家か演出家か??あったか~い劇に、心ほっこり。
人形劇づくしの時間に心が和みっぱなしの、1月のえほんの会でした。
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☆1月のえぽんずさん:田中晶さん(俳優)
ゲスト:千田庸子さん(人形操者)