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暑く、長かった夏もやっと終わり、やっと畑にとって最適なシーズンが到来。9月のワークデーでは秋から冬にかけて何を栽培していこうか相談しておいたので、この日はたくさんの野菜の苗植えと種まきを行いました。あいにく、前日は雨で運動会が流れたために欠席者が多く、メンバー8名、スタッフ4名でのワークデーでしたが、この日を逃したら植えつけの時期が過ぎてしまうので全員でフルパワーで植えつけを行いました。
<今日のメニュー>
・子ども畑の植えつけ・・・日本ブルーベリー、とちおとめ、ちぢみホウレンソウ、ニンニク
・みんなの畑の植えつけ・・・ブロッコリー、カリフラワー、サラダシュンギク、ニンニク、ちぢみホウレンソウ、次郎丸ホウレンソウ
・すがも大根3回目の間引きとトンネルがけ
・直売所オープン
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子ども畑では・・・
小学生4,5年生と中3、高1が集まり、お兄さんたちがリードをしつつまずはモロヘイヤの最後の収穫。両手で抱き抱えるほどの量が収穫できたので、直売所で販売することにしました。今年の夏は子ども畑が豊作だったので、子どもたちも少し気合が入っていた様子。しっかり開墾して土づくりをしたあと、丁寧に植えつけをしていました。お兄さんたちはもはや子どもと言える年ではないですが、大きくなっても年下の小学生たちとなんだかんだとおしゃべりしながら作業をしていて、聞くところによると中学受験を控えているやんちゃな小5男子の進路相談なんかもしていたそう。彼らがまだ幼稚園児や小学生だった頃は毎度毎度大騒ぎして校庭を走り回ったり、喧嘩したり悪さしたりしてメンバーのお父さんにこっぴどく叱られたりしていたものの、、、今ではそんな相談をできる仲になっているなんて、グリグリはしっかり植物の成長とともに人も育っているんなぁと改めて実感しました。
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みんなの畑では・・・
グリグリの畑は2つに大きく分かれており、普通なら2グループに分かれて作業ができるのですが、今日は人も少ないので、1つづつ順番に作業をしていきました。(本当はたった4,5人でやるには大きすぎる面積ですが…)
まずは「ポテマメのうえん」と呼んでいる畑。一部は、シソとバジルが占めるほど大きく成長していたのですが、そろそろこちらも終わりの時期。スズメバチがときおり飛来する中、刺激させないようよく注意しながら苗を引っこ抜き、袋につめて直売所で販売しました。一通り雑草を抜いたら開墾して土づくり。このところ土が黒々として、ふかふかとやわらかくなってきているので「いい土になったねぇ~!」とみんな感激。そのふかふかの土の中に、ブロッコリーなどの野菜苗を植えつけてあげました。
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すがも大根づくりも「ポテマメのうえん」の一部で行っており(すがも大根チームのオヤジさんたちとのコラボ企画)、今日は最後の間引きの日。立派に成長した葉っぱは見るからに美味しそうで、大根がどれだけ大きくなってくれるか期待がふくらみます。この日は虫除けのネットをかぶせてオヤジさんたちは帰っていかれました。
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もう一方の「サンチコリー」と呼んでいる畑はホウレンソウ畑にするのですが、こっちにとりかかれたのは午後2時半頃。丁寧に雑草を抜いて、耕し、黒マルチを敷いて種を播く頃にはもう4時近くになっていました。人が少ないため、けっこう黙々とした作業でしたが、あの人があれだけやっているなら私はハーブ畑をきれいにしよう、伸びすぎた木を剪定しておこう、、、といったプラスの連鎖反応は随所にみられ、一日かけてずいぶんと広い範囲で畑の手入れをすることができたようです。留学中のカブさん(グリグリ参加アーティスト)に代わって助っ人に来てくれた元ボランティアスタッフのMさん(元農業高校の先生!)がサポートしてくれたのも大きく、気づけばグリグリはもうかなり地域の人たちに支えられている活動になっているのですね。。。
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こんなに忙しく畑仕事をしている一方で、どうしたら直売所が人目につくか、どうしたらもっと野菜を買ってもらえるか、とても自由に(奔放に、、、)動いている子たちもおり、彼らがあれこれ画策した成果なのか、売上げは800円となかなかなものでした。自分たちで育てた野菜を自分たちで考えて販売するという自由を与えることは、実は少しばかり緊張を伴うことなのですが(地域社会とダイレクトに子どもたちがつながるのは、グリグリではイベント開催時しかなかったので)、今は成長していく子どもたちを少し遠巻きに見守ってみようと思っています。子どもを持つ一人のボタンティアスタッフが言うには、「みんなの畑があって、子どもの畑もあり、直売所もあると、子どもたちは今日はどれをしようかなって選べる。いつも同じじゃないから、それが子どもたちにはいいよね。この3つがいい意味でグリグリで循環していくといいよね」。なるほど。畑はたくさんのことを教えてくれます。

読んだ絵本:「かおかおどんなかお」「あんよあんよ、ねぇあんよ」「かばくんのふね」「あつまるアニマル」「まっくらまっくら」など。
暑さ寒さも彼岸まで、という言葉通り、この最後の夏の名残を感じさせる日差しの中、2ヶ月ぶりのえほんの会を開催しました。久しぶりにえぽんずメンバーがほぼ全員揃い、ゲストも交えて賑やかな一日となりました。
この日の一冊目は「かおかおどんなかお」。怒った顔や泣いた顔、笑った顔などなど、いろんな顔もみんなでやってみます。お母さんたちの「おすまし顔」は見応えが。最後には子どもたちの顔が自然と「いい顔」にほぐれていきました。

続いては「もこもこ」。「しーん」から始まり、色々な擬音語と生き物のようでもあり景色のようでもある不思議な形や色の絵で綴られていく本。コントラバスの音色が心地よく響く中、絵から想像される世界を擬音語で声に出してみたり、身体の動きもつけたりして絵本の世界を楽しみました。
その次は、ちょっと元気に身体を動かす「あんよあんよ、ねぇあんよ」。ひよこやおばけ、ハンバーガーだって歩いちゃうお話。みんなで好きな楽器を一つずつ持ち、自由に演奏しながらいろんな歩き方をしてみました。

最後はまたしっとりしたお話の時間。「かばくんのふね」という少し長い物語を読みました。優しい「かばくん」が動物園の仲間たちを助ける様子に、子どもたちも静かに耳を傾けて見入っていました。
お昼を挟んで午後の部。午前と同じく玉ねぎを使った自己紹介で会が始まりました。玉ねぎはまん丸ではないので、コロコロ少し予想と違った方向に転がっていくことも。玉ねぎを手にしたら、自分の名前と好きな動物を教えてもらい、そのままその好きな動物になって身体ほぐし。えぽんずメンバーがライオンになってみんなを追いかけたり、逆にみんなに追いかけられたり、身体がほぐれたところで、午後の一冊目は「あつまるアニマル」という動物のお話から始めました。

そして「へっこきよめさま」という昔話では、ゲストの方々も大活躍。「へ」で村の人々を助ける嫁様の様子を、風を巻き起こし音や身体の動きで盛り上げるえぽんずの様子に、子どもたちからも大きな笑い声が。

最後の締めくくりは「たいようオルガン」。歌のように語られるお話に合わせて、オルガンを持ちながら旅をしたり、
黒板には何やら絵のような模様のようなものが出来上がっていきます。子どもたちもあちらこちらに興味を持って動き出し、音楽の演奏に加わったり黒板のお絵かきに加わったり、ふんわりした空気のまま会を終えました。

さて、次回のえほんの会は来年1月を予定しています。詳細は決まり次第HPなどでご案内いたします。
日が空いてしまいますが、皆様のお越しをお待ちしております!
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☆9月のえぽんずさん:渋谷橙さん、渋谷千里さん、たけうちみずゑさん、赤羽さや香さん、後藤勇さん、櫻井拓見さん
ゲスト:榎本順子さん、鈴木燦さん

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一カ月ぶりのワークデーは、「雑草がいっぱい!笑」でスタート。青々と茂っているのは雑草ばかりで、猛暑の中実りを与えてくれたトマトやきゅうりはすっかり枯れてしまっていました。植物を見ると、あぁもう秋なんだなって強く実感します。
<今日のメニュー>
・スイカの収穫♪
・直売所オープン!
・子ども畑のお手入れ
・すがも大根種まき(すがも大根チームとのコラボ企画)
・草取りと雑草対策
・秋冬の畑計画
今日のメインは、なんといってもスイカの収穫と直売所オープン。「こんな立派なスイカができたら泥棒にとられちゃうんじゃない」ってみんな心配した子ども畑のスイカは、うまく雑草を隠れ蓑にしていて無事で、前回に引き続き収穫することができました。今回は小ぶりのものが4個。一つは直売所で売ることにして、他はみんなでわけようということになりました。
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直売所には、子どもたちが育ててきたモロヘイヤと、バジル、それとスイカが並んで初のオープン。Nちゃんが、野菜にリボンをかけたり、ハーブブーケを手にして門の前で通る人たちに声をかけるなどして、看板娘としてはりきっていました。その甲斐があって、この日の売り上げは360円。一袋20円~100円という安さなので、初回としてはまずまず。「これで種が買えますね~」とグリグリのみんなはあくまでも前向きです!
いつもは畑に向かって、グリグリのメンバーばかりで行っている活動ですが、こうして直売所ができることで人々の目は少しばかり上を向き、地域の人たちを意識するようになります。イベントではなく、普段のワークデーでそうした機会ができることは、きっとこれからのグリグリに変化を与えてくれるはずと信じています。
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ゆるゆるとした直売所の一方で、雑草に覆われた畑では、草取りと枯れた夏野菜の撤収を、すがも大根チームの面々が中心となって大根の種まきをしました。野菜が大好きな小2のYくんは、大根チームのおじさま達が種まきをしている中に一人でフラッと入り、種まきをお手伝い。まだコミュニケーションはあまりとれていませんが、これから大根を育てていく中で、メンバーと大根チームとの関係も育っていくといいことに、スタッフとしては尽力したいと思うところです。「大根を食す会」楽しみです!
あ、そうそう。「畑の主」(=ヒキガエル)は家族で?姿を見せてくれてみんなに人気でした!
次回の直売所オープンは【10月6日(日)】の予定。遊びに来てください!
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お盆で里帰りしたり、旅行に行っている人が多いこの時期に開催したワークデーは、大変こじんまりとしていましたが、内容は濃く、実り多いものでした。
まず何といっても、子ども畑のスイカの収穫です。ハンドボール大に成長したスイカは、ちょうど熟れごろで真っ赤に熟していました。大きなスイカを今日のメンバーで食べてもまだたくさん残っていたので、にしすがも創造舎のスタッフにもおすそ分けし、お土産にも持ち帰れるほど。いつも子ども畑のお世話をしている女児が畑を見ていると、まだあと4個も実ができていて、これからまた収穫できることへの期待感が大きく膨らみました。
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次に、春ごろから計画していた「直売所」の製作です。メンバーが集まらないと作業がはかどらないため、だいぶ時間がかかりましたが、この日やっとワゴンの部分が完成しました。最初のイメージ画から始まり、模型づくり、塗装選び、木材のヤスリがけ、塗装、組み立てと、実にさまざまなメンバーやスタッフの手を通して出来上がった直売所は格別なものがあります。ちょうど猛暑で夏野菜も少し疲れているところなので、9月になってからの直売所オープンを子どもたちは特に楽しみにしています。
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同じく、春ごろスタートした地元オヤジの会の面々との「すがも大根づくり」ミニプロジェクトもこの日は活動しました。オヤジの会の方たちは、色々な文献を探して「すがも大根」とは実際にあったのか探究していたのですが、結論として「ねりま大根」とルーツは同じだということに至り、この秋に種まきを行うことになりました。この日は二回目の開墾。1ヶ月ぶりの開墾だったので畑は草ぼうぼう。。。まずは大きく育った雑草を抜いて、その後肥料をを混ぜて開墾したときには汗だくだくで、「今日はすごくやりがいがありました!」と笑って帰られました。次回は種まきです。
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畑は夏の強い日差しを受けてカラカラに乾いている部分や、ちりちりに乾燥してしまった苗など、もろに打撃を受けている部分もありますが、ズッキーニやサトイモ、子ども畑のスイカとモロハイヤは非常に元気に育ち、これからの成長にも期待がもてて炎天下の畑仕事も少し前向きになれたようです。
次回ワークデーは9月上旬。次は秋の風も期待したいものです。直売所もオープンするかもしれないので、最新情報はカモ・カフェの案内板を見ていらしてください!
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読んだ絵本:「あおくんときいろちゃん」「はやくはやくっていわないで」「みずちゃぽん」「いちはかたつむりじゅうはかに」「びりびり」など
セミの声も賑やかに、本格的な夏の到来を感じる7月の日曜日、今年度初めての「読んで遊んでえほんの会」を開催しました。今回は、えぽんずメンバー二人に、千田庸子さんをゲストにお迎えして、前半は指人形のパフォーマンス、後半はえほんの読み聞かせ、という内容でお送りしました。

午前の部、部屋の中にはいつもと少し違ったカラフルなセットが。今日はどんな事が起こるかという期待を胸に、
始まりの挨拶が終わったら、早速指人形劇の始まり始まり~。登場したのは二人のクマさん。セリフのない劇でしたが、一生懸命助け合いながら体操をするクマたちの様子に、「がんばれ~!」と子どもたちから声援が飛びました。

その次は、「まほうのヨーグルト」というお話。お兄さんが作ったヨーグルトを、ネコが思わず食べてしまったのですが、最初は素直に謝ることができない、というお話。「ヨーグルトを食べたら目が見えなくなるんだよ」などと言うお兄さんの言葉に、反省して最後には謝ったネコ君。子どもたちは人形の動きの一つひとつをじっと見つめ、集中してお話を聞いていました。
さて、たっぷり指人形を見たら、後半は身体も動かしながらの絵本の読み聞かせ。午前の部は子どもたちからの読んで欲しい本のリクエストが殺到。「あおくんときいろちゃん」「はやくはやくっていわないで」を読んだ後は、お子さんと一緒に来ていたえぽんずメンバーも加わり「ラーメンちゃん」。

ラーメンを渡る場面では、子どもたちが列になってクッションの上などを渡りながら教室を縦断。そのままの勢いで「ぼうぼう」という火の燃える様子が続く絵本に。小さな炎から大きな炎まで、身体も揺らして声も出しながら絵本の世界を味わいました。
午後の部も、前半の指人形は子どもたちが食い入るように見つめる中進行。登場する動物たちにすっかり感情移入している様子もでした。後半の絵本は、「びりびり」というお話から。いろんな形、いろんな音で黒い何かが破れて(?)いきます。途中、お父さんたちや子どもたちにも、どんな音で破れるか声を出しもらいました。黒い何かが破れて数が増えるたび、子どもたちもえぽんずメンバーの後ろに列になって教室をあちこちへ移動します。

「めっきらもっきらどおんどおん」は、えぽんずのお友だちが読んでくれました。教室の照明を暗くして雰囲気も出しつつ、不思議な夜の世界に現れるおばけたちの、ちょっと可愛くてへんてこな言葉に思わず笑顔がこぼれます。

そしてこの日の最後は「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」というお話。おじいちゃんのおじいちゃんはどんな人?とさかのぼっていくと、「ひいひいひいひいひいひいひいひい…………おじいちゃん」になり、どんどん「ひいひいひいひいひい」の数が増えていきます。シンプルな事ですが「ひいひいひいひい…」と頑張って色んな言い方で言い続けるえぽんずメンバーに、子どもたちは笑いが止まらない様子。時に一緒に声を出したり、思わず前に出て一緒に踊ってしまう子も。暑い最中にも関わらず、たくさんのご家族で賑わったえほんの会でした。
さて、次回のえほんの会は9月を予定しています。(詳細は決まり次第HPなどでご案内いたします。)今年も「読んで遊んでえほんの会」をよろしくお願いいたします!
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☆7月のえぽんずさん:田中晶さん(俳優)、たけうちみずゑさん(俳優)
ゲスト:千田庸子さん(指人形)

当NPOでは、10日間前後のワークショプを行い、最終的に作品を発表するという取り組みも行っています。例年学芸会などに向けて実施することが多いのですが、今回は、6月の学校公開日に発表した4年生70人との取り組みをご紹介します。「自分で何かをつくり上げる経験がまだ少ない子どもたちに、苦労して考えてこそ、という作品をつくる難しさや楽しさを経験させたい」という先生からのリクエスト。アーティストは、セレノグラフィカ(ダンスカンパニー)の隅地茉歩さんと阿比留修一さんをお迎えして、9日間のワークショップを実施しました。
初めての出会いの日。子どもたちが体育館にやってくると、既に踊っているアーティストの姿が。二人は一言も話さず、そのままアーティストを囲んで鑑賞タイム。いつもとちょっと違う動きに思わず後ずさりする子もいますが、子どもたちに近づいたりふれ合ったり、何人かを誘い出して踊ったりするうちに、アーティストの世界に引き込まれていきました。その後の自己紹介では「たくさんびっくりして、笑って、初めての景色をみましょう」とアーティスト。まずは身近な歩くことから、ダンスが始まりました。狭い範囲でもぶつからないように歩いたり、「ストップ」の合図で片手や片足を挙げて止まったり、少しのルールを加えると色々な身体の動きが広がり始めました。
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2日目以降は、毎回ヨガのポーズでワークショップを開始。三日月のポーズ、立木のポーズ、ウサギのポーズなど、丁寧に呼吸を整えながら集中力を高めました。また、前半4日間はクラス毎に実施して、一人ひとりに向き合い様々な種類のワークを体験しながら、身体の可能性を探りました。「なぞなぞダンス」というワークでは、「カマキリの綱引き」「掃除するロボット」などのお題を身体で表してチームで当てっこ。相手の動きを鏡のように真似する「鏡の中のあなた」や、二人組で身体の一部に触れられたところからスルッと抜ける「さわってぬけて」などに取り組みました。

また、各ワークでクラスを半分に分けて互いに鑑賞する時間も設け、友だちのダンスを見合う時間も大切にしました。自分の名前に振り付けする「ネームダンス」では、一人ひとりが世界にたった一つのダンスをつくりました。一人だけで黙々と考える子、友だちと相談しながら考える子、先生の分まで考える子など、取り組み方は様々。出来上がったら全員で輪になって一斉に、また一人ひとりみんなの前で「ネームダンス」を披露。一人だと大きな声が出ず動きが小さくなる子もいますが、その緊張や恥ずかしさも含め見られることが貴重な体験になっているように感じました。

さて、後半5日目からは2クラス合同70人でのワークショップ。衣装(子どもたちが選んだ6色のTシャツ)を着ると子どもたちの気持ちも更に高まる様子。一方で、ワークショップも後半になると段々慣れてきて新鮮な気持ちが途切れる事も。そんなある日の始まりは、アーティストと体育館を縦横無尽に動き回ってとにかくいろんな動きを真似すること。賑やかな音楽にのって、なんだかセクシーな動きや顔の表情も豊かでどこか笑いを誘う面白い動きに、見ている子どもたちからも笑い声が。気持ちも新たに、いよいよ構成に入っていきました。

作品は、「花」「ロボットダンス①」「STOP&GO」「ネームダンス」「ロボットダンス②」「オクラホマミキサー」の6つのシーンから構成されました。どれも全員がワークショップの中で経験したものですが「花」「ロボットダンス」「ネームダンス」の3つは、子どもたち自身がどのシーンに出たいかを選び、「STOP&GO」とフォークダンスをアレンジした「オクラホマミキサー」は全員で踊りました。また、3つのシーンには出演せず全員のシーンだけに出演する選択肢もつくりました。全員が同じ時間同じように登場するより、一人ひとりの選択と責任に任せることで、一人ひとりのありのままが活かされたように思います。

そして迎えた9日目の本番。直前には目を閉じて隣の人と手をつなぎ、静かに理想の本番をイメージ。全校児童と保護者が見守る中、いよいよ開演です。「花」のシーンを選んだのは5人。両手を合わせて宙に好きな人の名前を丁寧に、ゆっくりと描きました。「ロボットダンス」は大人気だったので曲を2種類用意して2シーンに。曲を感じフロアを行き来しながらロボットになりきります。「STOP&GO」では、曲がストップする度に片手を挙げる、片足を挙げる、両足を挙げるなどのポーズでストップ。一人ひとりの身体から多様な形が生まれます。

「ネームダンス」は12名が登場。一人で自分のネームダンスを披露したら、全員でもう一度繰り返します。スポットライトを浴びて、飛んだり跳ねたり、面白い動きには会場から笑い声も。そして最後は全員で「オクラホマミキサー」。

2人組、4人組、8人組、同じTシャツの色、全員で、などなどアーティストの音頭に合わせて腕を組みながら軽快にステップ。後半は、歌詞を学校オリジナルにアレンジ。子どもたちに聞いた学校自慢を歌詞に織り込んで、「プールの床も動きます!」など元気よく歌いながら踊りました。最後はTシャツの色ごとにお客さんにご挨拶。9日間のいろいろな想いや経験を詰め込んだ本番を、無事終えることができました。

本番の後には、別の部屋で一人ひとり「ネームダンス」を披露してもらい、その後一言ずつ感想を聞きました。「緊張して手がつめたくなった」という子や「思ったより緊張せず楽しめた」などそれぞれの感じ方があった様子。9日間はあっという間に過ぎ去り別れはいつも名残惜しいですが、アーティストと出会い、ダンスに出会ったみんなが、それまで知らなかった気持ちや新たに見たかもしれない景色を抱えて、それぞれの毎日をまた元気に楽しく過ごしていると良いなと思います。
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セレノグラフィカ/ダンスカンパニー
https://www.children-art.net/selenographica/

保育園の5歳児クラスで行われた、東山佳永さん(踊り手・美術家)のワークショップをご紹介します。身体を動かすことが大好きな子どもたちと、身近にあるものも使いながら動と静の動きを楽しめるような活動を、というリクエスト。5歳児ということもあり、少し静かに考えたりイメージを膨らませたりする時間があっても良さそう、と先生。『しずくのぼうけん』(作:マリア・テルリコフスカ、絵:ボフダン・ブテンコ)という絵本をモチーフに、身体と音で物語の続きを表現するという内容が組み立てられました。アシスタントに音響デザイナーの白石和也さんをお迎えして、雨の季節にぴったりな、子どもたちとの2日間の冒険が始まったのです。

まずは、陶器でできた「しずく」のネックレスを纏ったアーティストによるパフォーマンスと、『しずくのぼうけん』の読み聞かせからワークショップがスタート。絵本は、バケツから飛び出した「しずく」が、クリーニング屋さんやお医者さんを訪ねたり、空へ行ったり雨や氷になって旅をする、水の循環がテーマの物語。
しかし、絵本は終わってしまっても「しずく」がどうなったのかが気になるところ。そこで「絵本の続きを考えてみよう」とアーティスト。みんなで輪になって「しずくしずく どこに消えた~♪」というワルツに乗せた歌に、簡単な振りをつけハンカチ落としゲームのようにしながら、しずくの行き先を考えました。「ほし」「やま」「うみ」など子どもが答えると、アーティストが言葉と絵で紙に残していきます。そして最後は「雨になって、水道を通って、家に帰ろう」という物語が出来上がりました。

物語の続きができたら、今度は「しずくの足音」をみんなでつくります。ペットボトルやジョウロ、霧吹き、ストロー、空き缶やアルミホイルなどアーティストが用意した道具も自由に使って、いろんな音を探します。コップの中に水を入れ、そこに物を落として音を出していた子は、落とす高さによる音の違いに気づいたり、「ポトポトって音がする~」「こんな音どうかな?」とアーティストに見つけた音を知らせたり、友だちと相談したり、賑やかに活動しながらささやかな音にも耳を傾けていました。みんなが作った足音はその場で録音し、たくさんの「しずくの足音」をたっぷり捕まえて1日目の活動を終えました。

2日目、この日は子どもたちみんなが「しずく」になって冒険をする日。まず、しずくになる準備のストレッチ。手足をぶらぶら、寝転がって三日月の形になったり、身体を小さく丸めてコロコロ床を転がったり、静かに身体をほぐしていきます。身体の準備ができたところで「しずくの形ってどんなの?」とアーティストが聞くと、先の尖った形や丸い形をつくり始める子どもたち。そのまま「水の中へ」「冷たくなって氷になるよ」「お日様で溶けるよ」「葉っぱの上をコロコロ~」という言葉からイメージを広げて、身体を動かしました。

その後、一度みんなで集まって、前回のみんなで考えた物語からアーティストがつくった歌を聞きました。しずくの行き先を考える時に歌った「しずくしずく どこへ消えた~♪」というフレーズに呼応する形で「すいどうとおるよ せんたくぐるぐる おひさまかわいた くもにあつまり あめになったら にじをわたって やまについた もりをたんけん はっぱころころ うみへきたよ ほしをゆめみる」(作:みんな と かえ と かずや)というとても素敵な一つの歌になっていたのです。

そして、いよいよしずくの冒険の始まりです。「すいどうとおるよ」では、3人組になり、2人で輪をつくってもう1人が輪をくぐり抜けます。「せんたくぐるぐる」では、1人でグルグル回ってもいいし、誰かに出会ったら腕を組んで一緒にぐるぐる。「キャーキャー」大興奮で洗濯されていました。「くもにあつまり」では、床にテープで描いた雲に全員で入って身体をくっつけます。ギューッと抱き合う子もいれば、そっと頭に指先をつけるなど、くっつき方も様々。雨になって雲をピョンピョン飛び出したら、リボンでつくった虹を一人ずつ渡ります。

虹を通って山に着いたら、5人組で山の形をつくり、海の中では一人ひとりが自分の思う海の動きを考えて部屋中を動き回りました。魚になっている子、手を広げて早くスイスイ進む子もいれば、「ハートの貝を見つけたよ」とアーティストに差し出す子も。そして、たくさん身体を動かした長い長い旅路は、星に辿りついてお休みの時間を迎えます。「流れ星流れた!」「地球が見えた」など、子どもたちには保育室からでも宇宙が見えている様子。それぞれの見ている景色の大きさと広がり、豊かさには本当に驚かされました。

再び朝が来て、しずくの家に戻ったら早速「もう一回やりたい!」という声が。歌や音をつけながら、もう一度みんなで旅をしてワークショップを終えました。最後にみんなでつくった「しずくのぼうけん」を小さな本にしてプレゼントすると、ポケットに大事そうにしまってくれました。
振り返りでは、子どもたちがワークショップを楽しみに待っていてくれたことや、保育園でも最近冒険をテーマに日々の活動に取り組んでいたので、自然なつながりの中でワークショップも楽しめたのでは、というお話を先生から伺いました。アーティストが決めた設定もありつつ、その中で一人ずつの世界を広げていった子どもたちの姿に「みんなの中に‘自分でつくれる’という感覚が残っていけば」とアーティスト。アーティストから生まれる動きや音に軽やかに反応しながら全身でそれらを吸収して、自分たちだけの物語を紡ぐことができる子どもたち。そんな彼らがつくる未来を楽しみにしたいです。
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東山 佳永(とうやま かえ)/踊り手・美術家
https://www.children-art.net/touyamakae/

保育園の4・5歳児クラスで行われた、城俊彦さん・伊藤知奈美さん(「Co.山田うん」ダンサー)のワークショップをご紹介します。体操や外遊び、鬼ごっこなど、身体を動かすことが大好きな子どもたちなので賑やかな身体表現活動をやってみたい、との先生からのリクエスト。どんどん新しい動きを経験したり、友だちとふれあったり、みんなの前で踊ってみたり、汗だくになりながら一人ひとりのダンスを探す2日間となりました。

1日目、最初は「おはようございます!」の挨拶から。少し緊張した面持ちの子どもたちでしたが、手を上へ伸ばすなど動作もつけながら「おはようございます」を繰り返し、身体をほぐして自然と大きな声が出るようになっていきました。そして、元気よく挨拶をした後は自己紹介。事前に先生には「ガムテープに好きな名前を考えて貼って下さい」とお願いしていたので、ワークショップの間はみんな一人ひとりの「ダンサー名」で呼ばれます。「ひゃくじゅうのおう」「はっぴー」「ぱいなっぷる」「ひこうき」「ぶるーきのこ」など、バラエティ豊かな名前を、一人ひとりアーティストが呼びながらハイタッチ。その度に繰り出されるアーティストの動きにも、子どもたちの活動への期待が高まっていき、動きもどんどん増えていきます。
みんなの名前を呼び終えたら「おはようございます」から「こんにちは」、「よ」、「は」と言葉遊びのように言葉をつなげて、それに合わせた様々な動きを真似します。ほっぺを叩いたり、お尻を叩いたり、「おにぎりの具はなあに?」という質問に「お肉!」「お魚!」と子どもたちが答えれば、それをその場で取り入れて動きにしてしまうアーティスト。いつもとちょっと違う不思議な動きを次々に真似して動いていたら、いつの間にかアーティストとの距離もぐっと縮まっていきました。

たくさんの動きを経験した後は、その場で好きなポーズをいくつか考えて「ピタッ」と静止。ポーズが決まったら音楽スタート!「ドレミの歌」や「幸せなら手をたたこう」など子どもたちにも馴染みのある曲がジャズ風にアレンジされた曲を使い、振付を真似しながら一緒に踊ります。子どもたちは時には歌を口ずさみながら、右へ左へ部屋中をアーティストと一緒にめいっぱい動き回ります。

たくさん身体を踊った後は静かな曲を聞きながら寝転がり、深呼吸や伸びをした後、自分の身体や一緒に踊ってくれた友だち、お部屋にも「ありがとうございました」の挨拶をして1日目を終えました。
2日目は、1日目とは違うダンサー名を考えた子もいたり、「今日は何する?」と聞けば「ダンスの日!」と元気よく答えてくれたり、子どもたちが活動にもアーティストにも慣れている様子が伺えました。早速動きを真似しながら身体を動かし、自由なポーズで止まったら、音楽が始まります。1日目に踊った曲も、2日目に初めて踊る曲も、みんなノリノリで、決まった振りだけでなく自由な部分も混ぜながら踊ってみました。

そして、一通り身体を動かした後は、一人ひとりのダンスの時間です。まずは、アーティストがみんなの前で一人のダンスを披露。「すごい!」「いろんな踊りが踊れるんだ!」「じょこす(アーティストのこの日の名前)頑張って!」など口々に感想や応援を始める子どもたち。アーティストのダンスに目は釘付けです。

そして、アーティストが子どもたちの側に近づいていくと、踊りたい気持ちでいっぱいになった子が一人、また一人と踊り始めます。いきなり一人で踊ることを躊躇う子も、アーティストや友だちの手をとって、自分なりのダンスを小さい身体でしっかりと踊ります。

全員が一通り踊り終わった後「もう一回踊りたい!」という子どもたちの声が。「踊りたい人は踊ります」とアーティストが言えば、あっという間に全員が世界にたった一人のダンサーになり、自分だけのダンスをあちらこちらで踊り始めました。1日目にはあまり活動に参加できなかった子がフッとみんなの中に入って踊っていたり、友だちと手を取り合い二人でダンスを考えていたり、のびやかに花開いた子どもたちの身体から生まれるダンスに心奪われました。
終了後の振り返りでは、5歳児クラスの子どもたちが、4歳児クラスのワークショップ中も「楽しみがなくなっちゃうから覗かない」と子どもたち同士で決めていたというエピソードや、「自由に表現する(動いていみる)面白さを味わえる良い経験になった」という感想をいただきました。
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Co.山田うん/ダンスカンパニー
https://www.children-art.net/co-yamadaun/

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<きょうのメニュー>
じゃがいもの収穫
チューリップのお礼肥
スイカ(子ども畑)、ぶどうに追肥
バラの黒点病対策
トマトの支柱なおし
バジルのたねまき
「今日も暑いですねー」。口をひらくとついそんな言葉が出てきてしまう突然の夏日。体験に来られた親子も含めて約30名が集まる、にぎやかなワークデーでした。2週間ぶりに畑をみると、小さなズッキーニやミニキュウリが実っていたり、スイカの花が咲いていたり、トマトが青々と実っていたりして、じゃがいもはいつもよりもひと月ほど早く収穫ができました。
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じゃがいもは、3月にメンバーで投票をして決めた3つの品種を植えたもの。
「あのじゃがいもがとうとう収穫できるんですね!」
ちょっとしたことでも、みんなでプロセスを楽しみながら栽培していると、収穫のよろこびはひとしおです。
あいにく、寒暖の差が激しいかった今年はお芋が不作らしく、掘ってみるとたしかに小粒でしたが、「色がきれい!」とみんなには好評で、今度食べるときを楽しみにしていました。
夏の直売所オープンにむけて栽培しているトマトは、空梅雨のせいで土がからからに。女の子チームに
「どしゃぶりが降ったみたいに水をまいてね!」というと、
「えー?そんなにあげるの?」
小6になったJちゃんと、小1のKちゃんがペアになって、ボランティアスタッフのお姉さんにフォローしてもらいながらたっぷり水やりしていました。その後、トマトと相性のいいバジルのタネをまいてくれました。
こうした作業は、毎度のことながら、<きょうのメニュー>の中から、その日やってみたいことや、前回に続いてやりたいことなどを各自がえらび、行なっています。あくまで自主的に。この日のように参加者が多いとどんどん作業がはかどるので、中には自分で仕事を見つけて勝手にやってもらっています。それがいいのです。
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木陰のない畑は日差しがきつくて、お昼休みまでの一時間ちょっとでもうクラクラ、汗だく。そのせいなのか、昼食後に「夏にオープンする直売所を設計しよう!」と声をかけると、ほとんどの人が教室に残り、設計会議に参加することになりました。議長は、現役大学院生で建築を勉強中のあべちゃん(ボランティアスタッフ)。カブさんが考えてくれた素案に、みんなの意見を取り入れつつ設計しようと考えてくれて、スケッチを描いたり、寸法を考えたりしてみんなで一つの案をつくってくれました。子どもも大人も一緒になってこんなふうに会議をしたのは、ちょっと久しぶり。グリグリらしい、いい雰囲気でした。スタッフがいなくてもどんどん話が進み、「最後にどうなったの?」と聞いたときには、簡単な設計図ができあがっていました。次回から塗装、組立スタート予定?!
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白熱する設計会議の一方で、数人の畑チームは午前中の作業で残ったところをせっせとやってくれていて、この日予定していた作業は終了。空梅雨にそなえて水やり当番を決めたりして、みんなそれぞれ家路につきました。

先日、日頃お世話になっているボランティアスタッフの方々への感謝のしるしとして、そしてまた、今後ボランティアをしたいと考えている方たちに、当NPOの活動とボランティア業務について、よりよく知っていただくための機会として、交流会とささやかなパーティを開催いたしました。学生の方や、お仕事終わりに駆けつけて下さった方など、年齢も職業も様々な方々が参加して下さいました。
第一部では、当NPOの全体の事業概要や、ボランティアさんにお願いする仕事内容、私たちが大切にしている想いなどを、映像やスライドを交えながら説明しました。実際のワークショップはどんな様子なのかを、実際にボランティアを経験されている方にも、エピソードを交えながらお話ししていただくなど、現場の雰囲気がなるべく伝わるようにしました。また、参加者の方にも自己紹介や、興味のある分野についてお話していただきました。

第二部では、隣の教室に移動してドリンクや軽食を用意して、スタッフに聞きたい事や参加者同士での情報交換など、ざっくばらんにお話して頂けるよう、グリグリという畑活動やえほんの会の写真をスライドショーで流しながら、リラックスした雰囲気で行いました。
ボランティア経験者の方が、現場の雰囲気や子どもたちの様子をより詳しくお話をして下さったり、参加された方が勉強、研究されている事など、いろいろなお話をお伺いすることができ、スタッフにとっても有意義な時間となりました。

事務局スタッフが少人数な事もあり、ボランティアの皆様のご協力があってこそ、活動が継続できることを改めて実感し感謝する一日となりました。
また、パーティーに参加された方で、早速6月から始まる保育園や幼稚園でのワークショップに申し込んで下さった方もいます。この日だけでは分からなかった事、伝わらなかった事など、また現場で皆様にお会いして交流を深めていけることを楽しみにしています!
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※この日も何回かご質問がありましたが、6~7月は幼稚園・保育園が主になり、8月(夏休み)は公共ホールでの舞台作品をつくる公募型ワークショップ、そして9月以降3月まで小学校・中学校(特別支援学級含む)でのワークショップが続く、というのが当NPOでの大まかな一年の流れとなっております。その都度メールマガジンでボランティア募集を行っておりますので、ご興味のある方は下記リンクより是非ご登録ください!
ボランティア募集→https://www.children-art.net/volunteer/