今年度第二回目の2年1組親子向けワークショップは、『音とからだ de アンサンブル』という音楽ワークショップでした。アーティストは、ナカガワエリさん率いる「即興楽団UDje()」さんです! ※「UDje( )」=「ウジャ」と読みます

タイコや民族楽器におもちゃ楽器、ペットボトルなど廃材を利用した手作り楽器に、声もからだも楽器のひとつとして、「みんなちがってみんないい」をテーマに、み~んなで即興アンサンブルを奏でました。

音楽室にはいろんな種類の楽器が大量に用意され、今か今かと参加者の方々の到着を待ちます。そして音楽室に入ったらすぐさま、子どもたちは好きな楽器に触り始めます。どんどん人が増えて、音も増えていく、いつのまにやらアンサンブルは始まっているのです。

UDje()さんたちの刻むリズムが、子どもたちのリズムを引き立て、包み込み、ナカガワさんが教室中を動きまわりみんなを盛り上げます。最高潮に達したところでフィナーレ!!自然に音楽が生まれる素敵な瞬間です。
そして、少し落ち着いたところでナカガワさんからご挨拶、そのままの流れで、その場にいた人みんなで大きな輪を作り、声やストレッチをして場をほぐします。たくさん人数がいると簡単な動きもお互いのことを考えながらでないとできなかったり、楽器を使った子どもたちのアドリブもあったりと、みんなの顔がほころびます。

そんな準備運動(?)の後は、また早速アンサンブルの開始です。子どもたちは自由にいろんな楽器を使ってあれやこれやと音を出してみて、時にはナカガワさんの合図に目を凝らしながら演奏していました。

何度が盛り上がりを迎えた即興アンサンブルですが、ときどき大量のピンポン玉が投入されたり、カラフルな風船が飛んできたりと、子どもを惹きつける工夫が絶妙でした。
最後には声を使ってのアンサンブルもしました。いくつかグループに分かれ、それぞれが発する言葉なき言葉の重なりを楽しみました。楽器だけでなく身体も使って、「楽しくってリズムが、動きが、どうにも止まらない!」そんなワークショップがあっという間に終わってしまいました。

「即興楽団UDje()」の皆様は、9月4日のお祭りでも、ぷちライブを行って下さいます。皆様のお越しをお待ちしております!
詳細、お申し込みはこちらへ→『親子で楽しむ ぷちライブ!vol.9

7月2回目のワークデーも、夏らしい暑さの中、畑の恵みを満喫した一日となりました。午前中はいつもと少し趣向を変えて、すぐに畑には行かずに、畑の看板作りチームとHER部チームに分かれて活動開始です。看板チームは、カモカフェ前の場所をお借りして、カブさんが切ってくれた文字に、大人も子どももせっせせっせとやすりをかけました。ペンキがきれいに塗れるように、みんなとても丁寧に作業をしていました。

その間、HER部はみんなにハーブティーを振舞うべく悪戦苦闘。ハーブを摘みに行ったり、ミントシロップを作ったり、試行錯誤を重ねていきます。そして、看板のやすり作業が終わった頃にちょうど出来上がったハーブティーは、暑さでカラカラになった喉を生き返らせてくれ、とても美味しかったです!ちょっと作業をした後に、ハーブティーを飲みながら一休み、という流れがすっかり気に入りました。
さて、一休みした後は、夏の野菜を収穫しに少し畑で作業をしました。ナスやとうもろこし、トマト、と~っても長いササゲもたくさん採れました!


お昼休みにはもぎたてのとうもろこしを湯がいたり、枝前も大量でご馳走でした。甘~いとうもろこしに、絶妙な塩加減の枝前、「暑い夏も悪くないな。」と思った瞬間です。

そして午後からは、看板の色塗りを開始しました。木陰に場所を移動して、カラフルな色を塗り、仕上げにはスポンジスタンプを使って飾っていきます。

造形よりも畑作業をしたいチームは、畑で雑草を抜いたり、バラのアーチの剪定をしたり、暑さに負けずに手入れを行いました。中学生2人はものすごい勢いで雑草を刈っていて、見違えるように畑がすっきり、草に埋もれていた水道の蛇口も随分使いやすくなりました。

完成した看板は、色とりどりで賑やか、畑に飾られる日が待ち遠しい出来具合です!畑もすっきりして、看板の出来に満足して部屋へ戻ると、教室の黒板には何やら計算式がたくさん書かれていました。お父さんチームが、畑につくる柵をどんな間隔で作っていくのか、カブさんも交えて作戦を立ててくれました。

9月4日のお祭りまでに看板も掲げて、素敵な柵も完成できているのか乞うご期待!

読んだ絵本:「ひまわり」「もこもこ」「ただのおじさん」「どうやって寝るのかな」「知らざあ言って聞かせやしょう」など
7月のえほんの会は、夏日にも関わらずたくさんの方にお越しいただきました。心なしかいつもよりお父さん方の参加が多かったような気がします。まずは身体を小さくしたり、伸ばしたり、いつのまにかそれがタネになり、花になるという動きで身体をほぐします。

そのまま一冊目の絵本、「ひまわり」が始まりました。夏の日差しをめいっぱい受けて、ドンドンドンドン伸びていくひまわり、時にはザーザーの雨に振られながらも、最後には「ドオン!」と大きな花を咲かせました。

子どもたちもたくさんいたので、ここからは一人いくつも楽器などを持って、音楽隊としても大活躍です。「はたけのやさい」では、大根に人参、キュウリ、畑のおじいさんが寝ている間に、野菜たちがダンスや音楽、キャッチボールを楽しむ世界をみんなで作りました。
午前のしめくくりは、たくさん来てくれたお父さん方も巻き込んで、「ただのおじさん」という絵本を読みました。おじさんのところに訪れるゾウややぎ、ねずみとの会話が絶妙です。お父さん方には、おじさんのセリフを読んでもらいました。ライオンがたてがみを切って虎ガリにしてもらった後、「ライオンになぜたてがみが必要か、何となく分かりました。」と言ってみたり、大人も思わずクスッと笑えるようなお話でした。
午後の部は、さらにたくさんの方々がお越しになり、元気いっぱいの子どもたちのエネルギーが充満していました。

最初に少し身体を動かしたので、そのまま「どうやって寝るのかな」でコアラやコウモリなどなど、動物がどうやって寝るのかみんなで考えました。コウモリは「ひっくり返って寝る!」の回答に、後藤さんがコントラバスを逆さに!フラミンゴの寝方を聞かれたお母さんは、片足で立ちながら手を翼に見立てて上半身を包むという、素敵なポーズを実演して下さいました。

そして、みんなのエネルギーを有効活用するべく読んだのは、「知らざあ言って聞かせやしょう」です。みずゑさんのパフォーマンスにみんながグッと引き寄せられました。子どもたちはバケツ太鼓であいの手を入れてくれます。お父さんやお母さんが方にも朗読に参加してもらったのですが、ほんとに歌舞伎役者のようなお父さんもいて思わずみんなで拍手!

8月は「えほんの会」はお休みで、次回は9月3日(土)です。きっとまだまだ暑い夏は続きますが、皆様のご参加をお待ちしております。
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☆4月のえぽんずさん:俳優
(たけうちみずゑさん)
ゲスト:
後藤 勇さん(コントラバス弾き語り)
https://gotosong.web.fc2.com/

ぐっと夏らしい暑さになって事務所ではうちわが大活躍な今日この頃、畑の緑もぐんぐん濃くなって、植物には太陽が必要なのだと、当たり前のことを強く実感する毎日です。3日のグリグリワークデーは曇り空で少し風もありましたが、やはり畑仕事をするとどんどん暑くなって、しっかり汗をかいた一日でした。

午前中は畑のお手入れです。所構わず勢力を伸ばしている雑草を抜いたり、夏野菜の収穫をしたり、ジャガイモも掘り起こしました。中学生のお兄ちゃんがざっくり土を掘り起こし、その中からみんなでじゃがいもを探します。「まだあるかもしれない!」とかなりの時間をかけて探していました。

そして、この日から活動開始のHER部は、門のところでハーブブーケの販売を行いました。子どもたちもお客さんを集めようと大活躍、初めての試みでしたが、お買い上げくださった皆様ありがとうございました!

お昼には、バジルなど畑のハーブと唐辛子を使って、ボランティアの方々が、ぺペロンチーノと冷製パスタを作ってくれました!ハーブの香りが食欲をそそり、あっという間に売り切れてしまいました。

午後からは、グリグリの活動について大人たちが作戦会議です。HER部の今後の課題や、ターフ部も発足、夏に向けてグリグリは盛り上がります!

一方、その間子どもたちは、みどりのカーテンを虫から守るべく、キラキラ造形を行いました。もう大人の背丈も追いこしているベランダのみどりのカーテンが、子どもたちの作品によってさらに賑わいました。コウモリのフンでできた肥料もあげて、屋上まで届くことを願いました。

一度畑に出てジャガイモの跡地に人参のタネを捲いたり片付けをした後は、教室で早速ターフ部の活動が始まりました。段ボールで三角の型紙を作り、持ち寄った古着をどんどん切っていきます。そして10枚づつ縫い合わせるのがターフ部の宿題となりました。

そんな布切り作業が進む片隅で、HER部のために、子どもたちが協力して素敵な看板も作成しました。実はお昼前から中学生のお兄ちゃんが進めていてくれたものですが、午後から参加した子どもたちもいつの間にか参加して、素敵なイラストの入ったカラフルな看板が完成したのです!
メンバーがやりたい事をやって、ゆるやかながらも、グリグリらしいペースで活動は続きます。

今年度第一回目の2年1組親子向けワークショップは、美術家の谷山恭子さんをお迎えして、『みんなでつくろう 大きな木』という造形ワークショップでした。

夏を目前にぐんぐん成長する木をテーマに、にしすがも創造舎にもみんなで大きな木を作りました。谷山さんが組んだ土台に、参加者が様々な素材を使って飾り付けていきます。ピンク、オレンジ、緑に青など発色がきれいなテント地、大きなロール状のアルミホイル!、毛糸にすずらんテープ、紙コップ、段ボール、にしすがも創造舎の校庭で採ってきた枝や葉っぱ、ペンキも使って、みんな思い思いの作品を作っては木の周りにくっつけていきます。

お花を作ったり、形は定まらなくとも色で遊んだり、キラキラや毛糸で飾り付けた宝物のような枝を作ったり、お母さんと一緒にライオンやキツネを作ったり、お父さんと一緒に自然ロボットを作ったり、みんなの想像力が豊かに広がって、素敵な素敵な大きな木が出来上がっていきます。

アルミホイルはクシャクシャッとすれば簡単な彫刻の素材のようで、子どもたちにも扱いやすい素材でした。これが気に入った男の子は、蛇をどんどんどんどん木の周りに巻きつけて、最後には木の中にまで世界が広がりました。いつの間にか子どもたち同士、親同士の交流もゆるやかに生まれ、偶然同じ名前の男の子二人は立派に共同作業をしていました。

みんなが作り終えた後には、大きな木をみんなで眺めて一人ひとりの作品を鑑賞しました。紙コップと毛糸でできた、可愛い毛虫がいたり、トンボもいれば、不思議なドアもある、色とりどりでとっても豪華な大きな木でした。鑑賞中は、みんなのアイデアに感心したり、自分の作品をほめてもらえて誇らしげだったり照れくさかったり、子どもたちの反応も楽しいものでした。

鑑賞後には、自分で作った部分をお持ち帰りしました。発表には間に合わなかったけれど、アルミホイルで鳥を作っていた子も、最後までちゃんと完成させて嬉しそうに帰っていきました。自然ロボットを背負って帰るというアイデアにもびっくり!

とっても素敵な作品なのに、置いておけなくて残念でしたが、みんなと作っている間の楽しかった時間、賑やかであたたかな空気は、何もなくなった教室にも心地よく漂っていました。

にしすがも創造舎のエントランス・プロジェクトの6月は、みどりのカーテンを作る、『光のつぶを集めよう』 ~キラキラ!みどりのカーテンづくり~というワークショップでした。アーティストは、グリグリでもお世話になっているカブさん、グリグリスタッフやメンバーも参加して、造形あり、植栽ありの賑やかな午後となりました。

挨拶のあと、参加者の皆様とカブさんの説明付でグリグリ畑を見学して、みどりのカーテンで植える植物の説明をした後に、早速、植物の成長をサポートするものを作る造形ワークショップを行いました。

キラキラしたものは虫が嫌がるということで、アルミホイルや、キラキラする折り紙やシールなど、様々な素材を使ってラミネートシートの上でイメージを形にしていきます。子どもはもちろん、大人もそれはそれは一生懸命で、机の上にもキラキラの世界が広がりました。

カブトムシや雨のしずく、クモの巣からケーキにお花、幾何学模様など、十人十色な作品ができあがりました。ラミネートされた完成品が機械から出てくるのをじっとみつめる子どもたち、嬉しそうに自分の作品を飾る大人に子ども、まだまだ作り続けられそうな雰囲気でしたが、いったん休憩をはさんで、後半は植栽の開始です。
場所をカモカフェ前に移動して、まずはおいしい土を作ります。馬のたい肥や腐葉土、くんたんにバーミキュライトなどをみんなで混ぜ混ぜ、栄養いっぱい、ふかふかの土が出来上がりました。

出来た土と培養土を鉢の中でさらに混ぜ合わせて、いよいよ苗を植える準備が完了です。おいしい土をボールに分けてくれた男の子は、まるでお店番のようでした。植えたのは、白ゴーヤ、豆と芋が同時にできるというシカクマメ、黄色やオレンジの可愛い花の咲くツンペルギアなどです。

暑い夏を乗り切るため、藁をかぶせた後に鉢を渡り廊下の前に移動して、みんなで作ったキラキラを思い思いに飾りつけました。

キラキラに守られて、素敵なカーテンができるのが楽しみです!

読んだ絵本:「へんてこ へんてこ」「ドオン!」「すごい島」「へんしん へんしん」「かいじゅうたちのいるところ」など
6月のえほんの会は、ちょっとお天気が心配な曇天でしたが、教室に吹き込む風は程よく涼しく、気持のよい一日となりました。
前回に引き続きコントラバス弾き語りの後藤さんがゲストとして参加、いろんなものに変身したり、かいじゅうの世界へ出かけたり、身体と音をめいっぱい使って絵本の世界を広げていきました。

「ドオン!」は、いたずらばかりする鬼の子ドンと、人間の子こうちゃんが出会い、それぞれの世界の人たちも巻き込んで、み~んなで太鼓をドンドコドンドコ鳴らします。お話を聞いてる子どもも大人も、カラフルバケツや太鼓を使って、ドンドコドンドコ、最後にはみんなで「ドオン!」と合わせました。

「いろいろじゃがいも」は、午前も午後も読みました。午後の部では、なんとロック調!じゃがいもとロックの相性が良いとは新しい発見でした。じゃがいもからどんな料理ができるか、また、どんなじゃがいも料理が好きかなども聞いて回りました。ちなみに、えほんの会ではポテトサラダが三票獲得で一番人気でした!

「ねこのセーター」と「わたしのワンピース」では、えぽんずさんが、布や、この日偶然着ていたうさぎのパーカーを上手に使って、セーターやワンピースを表現し、子どもたちも花の代わりに虹色のベルを持ってきたり、ねこ用にクッションを持ってきてくれたり、一緒に世界を表現していきました。

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以下に、えぽんずによる絵本の読み聞かせの音データをアップします。
即興で演じたものを簡単な機材で録音したものですので、お聞きぐるしい点もあるかと思いますが、夜の世界や、島ではどんな事が起こっていたのかなど、想像しながら聞いてみて下さると嬉しいです。
絵本/「よるくま」 著:酒井 駒子
読み聞かせ/えぽんず+コントラバス

[VOON] 2011.06.12_ehon_yorukuma
絵本/「すごい島」 著:吉田 カツ
読み聞かせ/えぽんず+コントラバス

[VOON] 2011.06.12_ehon_sugoisima
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☆6月のえぽんずさん:俳優
(たけうちみずゑさん、田中晶さん)
ゲスト:
後藤 勇さん(コントラバス弾き語り)
https://gotosong.web.fc2.com/

曇天で、思いのほか気温が上がらなかった日曜日、畑仕事にはちょうどいいお天気の中、グリグリのワークデーを行いました。新メンバーの方々も数回参加して雰囲気に慣れ、メンバー同士のつながりの広がりを実感する一日となりました。誰が誰の子どもで、誰が誰のお母さんお父さんか分からないような、みんなが一つの家族のようになっていけば良いなと思います。
さて、この日はまずさつまいもの苗を植えることから始まりました。4月16日の畑体験で植えてもらったクローバーが茂る土をクローバーごと耕して、紅小町(甘味が強く、美味しい!)と、紫芋パープルスイートロード(中が紫でお菓子の材料として大人気!)という二種類を植えました。

そのあとは、畑の手入れを行いながら、ピーマンやナス、ワイルドストロベリーにアスパラガス、バジル、サニーレタスなどを収穫しました。お昼にはドレッシングも作ってサラダにして食べました。

そして、午後からは「みどりのカーテン」を作りました。カブさんによって白い水玉がペイントが施された鉢に、お母さん方の「かわいい~!」の声が飛び交いました。子どもたちは、美味しい土を作るのに大活躍で、去年使った土に、バーミキュライト、腐葉土、馬のたい肥を入れてみんなで混ぜました。鉢にはビーナスライトを敷き、子どもたちの作った土に培養土も混ぜました。みんなで一緒に植えた苗は、オバケトケイソウ、トケイソウ、ナツユキカヅラ、スネイルフラワー、琉球アサガオ、西洋アサガオです。どんな「みどりのカーテン」になっていくのか楽しみです。

一方、お父さんチームは「みどりのカーテン」に欠かせないネットを抑えるための土のう作りに大活躍でした。ベランダから屋上にかけてネットを張るため、土を詰めて屋上に運ぶという重労働で、お父さんなしには成し得ない作業でした!

そしてそんな「みどりのカーテン」づくりは、6月18日(土)に一般の方の参加も可能なワークショップを行います。植物の成長をサポートするキラキラ光る作品を作る造形ワークショップに、タネのプレゼントもご用意して、親子で、お友達と、などなど皆様の参加をお待ちしています!
(申込方法など詳細はこちらへ→『光のつぶを集めよう』 ~キラキラ!みどりのカーテンづくり~

先日、日頃お世話になっているボランティアスタッフの方々への感謝の気持ちをしめす機会として、そしてまた、今後ボランティアをしたいと考えている方たちに、当NPOの活動とボランティア業務についてよりよく知っていただくための機会として、交流会とささやかなパーティを開催いたしました。
当日はあいにくのお天気だったのにも関わらず、18名の方々が参加して下さいました。学生や社会人の方々など年齢も背景も様々な方が集い、みなさんのお話を聞いているだけでも楽しい会となりました。

第一部では、当NPOの活動についてスライドを交えながら説明させていただきました。みなさんが熱心に聴いて下さるので、スタッフの話にも熱が入り、あっという間に時間がすぎていきました。
第二部はカモカフェで、立食パーティを行いました。いくつかのグループに分かれ、ボランティア経験者とスタッフが各グループに入るようにして、参加者の方に自己紹介や、興味のある分野についてお話もしていただきました。一人ひとりとお話ができたこと、声を直接聞けたことが、スタッフにとっても今後の活動に大いに役立ちます。

今回は、昨年の交流会や、ボランティア経験者の方のご意見も踏まえ、第一部でボランティアの方にお願いする記録の仕方などを具体的に説明する時間も設けましたが、その分、経験者の方のお話を聞く時間がなくなってしまったことが反省点でした。なので、アンケートの中から、いくつかご意見を紹介させていただきます。
◇ボランティアに参加してよかったと思うこと(交流会アンケートより)
「子ども、先生、アーティスト、皆さんの細かい反応を実際に目の前で得ることのできる感動や、圧倒的な力を感じることができるので、非常に嬉しかったです。」
「子どもたちと普段まったくふれあう機会がなかったのですが、この活動を通して本当にいろいろな子どもたちと出会って楽しい思い出がたくさんできました。」
「子どもがどんどん変わっていく、自由になっていくところを目撃できたこと。同じ状況に対して、先生がかける言葉とアーティストがかける言葉は違って、でも両方が必要なんだと気付きました。」
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また、ありがたいことに交流会そのものへの感想も温かく、「ボランティアに参加してみたい。」というお言葉もたくさんいただきました。そして早速ボランティアに申し込んで下さった方々もいらっしゃいます!6月からは保育園でASIASのワークショップが始まり、夏以降はパフォーマンス・キッズ・トーキョーのワークショップも始まります。お互いにまだまだ話足りない事もたくさんあったと思いますので、今度は現場でお会いできることを楽しみにしています!そして、みなさんの声をもっともっと聞かせてもらえると嬉しいです!

久しぶりの晴天に恵まれたグリグリワークデー、結局午後からは雨にたたられることになるのですが、参加者も多く、畑の手入れや、スコーン作りなど、盛りだくさんな一日となりました。
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満開のバラが咲き誇る中、午前中はカラカラに乾いた畑にたっぷりと水をやったり、夏野菜たちのために支柱を組み立てたりしました。新メンバーの子どもに水やりの仕方を教える、もはやベテランの3年生の男の子、ちっちゃな女の子たちが土を耕すのを見守っていてくれるパパさんなどなど、メンバー同士の交流もゆるやかに広がっています。
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この日の収穫は、空豆や小さなイチゴたち、玉ねぎやにんにく、赤カブもいつの間にかできていました。
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そして、畑で収穫したローズマリーなども使って、午後からはスコーンを作りました。ママさん、パパさんだけでなく、子どもの手がたくさんあって、かわいらしいスコーンが山ほどできました。石窯を使って焼いたスコーンは、少し苦味があって大人の味になってしまい、渋い顔をしている子もいましたが、手作り夏ミカンジャムをつけたりして、美味しくいただきました。そして、大雨が降り始めたのにもかかわらず、雨に濡れながら必死にスコーンを守ってくれた石窯番のパパさんたち、ありがとうございました!
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次回は、今回時間がなくてできなかった「グリグリ」看板作りを行います。どうかお天気に恵まれますように!