5/22(日)は「岩渕貞太のからだでおしゃべり」でした!
アーティストは、振付家・ダンサーの岩渕貞太さん、アシスタントの関かおりさん。
言葉を使わなくても、「嬉しい!」とか、「怒ってるよ」って”からだ”で伝わることってあるんだよ。という岩渕さん。今日は、どんな”おしゃべり”を親子ですることができるのでしょうか。
まずは、岩渕さんのまねっこから!ごろーんって転がるのも気持ちよさそう!
岩渕さんのまねっこだけじゃなくて、関さん、そして参加してくれた子どもたちのまねっこも!みんな、どんどんからだがゆるんでいきます。
「じゃあ、今度は見ていてね。」と岩渕さん。何をしているのかな?
関さんを連れて、あっちにいったり、こっちにいったり、関さんを座らせてみたり、回してみたり。
でも、つながっているのはひとさし指だけ。
「こっちに来て~」「そっちに行くのね~」
「じゃあ、今度は回って~」「回るの~!?」
と言葉はなくても、2人の気もちはつながっていたようです。
話す人と聞く人に分かれて、親子もチャレンジ!お母さん、お父さんを先導してあちこちを歩く嬉しそうな表情が印象的!ひとさし指が小指になったり、両手になったり、頭になったり・・・つなぐものがいろいろなものに自由に変化する子どもたちの発想も素敵でした。
「さあ、今度は粘土をしようと思うんだ。でも、普通の粘土は持ってきてないんだよ。」と岩渕さん。
そうです、今日使う粘土は”からだ”です!
まずは、こねるところから。今日の粘土の調子はどうかな?
こねこねこねこね。
もっとうでを上にしてみようかな。足を広げてみようかな。
こねる人の手の温かさ、粘土(役)のからだの温かさを感じながら、素敵な形が出来上がりました。
休憩中には、岩渕さん、そして関さんに話かけに行く子どもたちの姿が。
ワークショップのはじまりは、お父さん、お母さんのところから離れなかった子どもたちが、からだと一緒に心もほぐされたようでした。一緒に何かを共有するって、短い時間でも、不思議と仲良くなるものですね。
さあ、最後は、各々ポーズを決め、そのゴールに向かってゆっくりじっくり時間をかけて、からだを動かしていきました。早く動かせば一瞬で出来てしまう形を、2分以上かけてゆっくり形づくります。
ゆるやかな音楽をBGMにゆっくーり動くお父さん、お母さん。とっても素敵!
子どもたちはといえば、なんと通ったところを行ったり来たり!自由な発想もプラスされて、こちらもまた素敵な時間でした。
あっという間の1時間。
元気に手を振って帰っていく子どもたちの”からだ”から、「楽しかった~!」という声が聞こえてくるようでした。
ぞうしがや こどもステーション
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