グリグリのグリーン&ワークショップを監修してくれているカブさんによる、造形ワークショップ(子ども対象)を開催しました。この日は「自分の木をつくる」ことにチャレンジします。畑には、たくさんの植物が植わっていて、それらの植物をじっくり観察して好きな葉っぱをまず子どもたちがえらびます。ぜんぶ違う形の葉っぱをえらぶ子や、香りでえらぶ子、葉っぱだけど集めたらどこか海草のように見えるセレクションをする子、お花もまぜちゃう子など、みんなそれぞれです。集めた葉っぱをパウチしてからハサミで切り取り、「自分の木」に葉っぱをくっつけていきます。「自分の木」ももちろん子どもたちの手づくり。かわいい、いろいろな木ができあがりました。
こうして葉っぱを集めてパウチして見てみると、不思議と葉っぱの特徴がよくわかり、大人もつい見入ってしまう美しさ。自然の造形物は本当に面白いものです。こうしたことに気づいていこうというのは、畑づくりをしているグリグリのもうひとつの顔なのです。
子どもたちがワークショップをしている間、おとなたちは35度にもなろうかという炎天下で畑の手入れと野菜の収穫をしました。
畑仕事がすでに堂にはいっているお父さんとボランティアスタッフの森さんが中心となって、小一時間の作業でした。夏は、少し見ないうちに植物がぐんぐん成長しているので手入れが大変です。でも、農業に明るい森さんがうまくリードしてくれたので、作業は手際よくすすみました。この日の収穫はというと、枝豆がちょうど食べごろで、レジ袋いっぱいになるほど。パプリカも黄色く熟し、トマトは40個くらい採れました。オクラは成長が早いのか、大きくなりすぎて食べれたのは少しでしたが、甘くておいしい!お昼ごはんには、あまりにおいしくて野菜のまわりから離れられない子どもとおとなが続出でした。
来週は「畑@校庭 まるごと体感デー」ですが、収穫はその日次第。ちょっぴり畑のお野菜をおすそわけします。葉っぱの工作や竹のみずでっぽうもできるので、遊びに来てください!
カブ(美術家/深沢アート研究所緑化研究室代表)
https://www.hukalabo.com