秋に種をまいたホウレンソウ、白菜、大根などは、じつにひっそりと成長をしているので、しばらくはじっくり見守る日がつづいてます。この寒さの中を乗り越えてくれるのか?!と誰もが不安に思いながらも、自然に対して人間がしてあげられることは限られているので、この日はたき火で遊ぶ日となりました。
11月に焼いもと一緒に作った「アルミ缶ごはん」の提案者のおばあちゃまが、かねてから「炭作りをしたい!」と提案していたので、今日は炭作りにチャレンジです。炭といっても普通の炭じゃあありません。木の実や葉っぱで作る炭なのです。
おすすめなのは、木の実や枝などの固いものですが、アルミホイルで丁寧に包んで缶の箱に入れてそのまま火にかけるとそのまま炭になってくれるというもの。提案者のおばあちゃまが持って来てくれたたくさんの材料の中から、各自好きなものを選んで箱につめ、たき火に入れて、できあがるのを待ちました。
小1時間たって箱を開けてみると、栗は実もいがぐりもそのまま炭になっていたり、みかんも炭になったり、入れたものすべてが炭になっていました。しかも、ほとんど原形をとどめたままです。
これは大人も子供も初体験で、はじめての感動をわかちあえたことは、ひとつグリグリの絆を強くしたような気がしました。それはたき火のせいもあるのでしょうか?厳しい寒さにも関わらず、あったかぽかぽかの一日でした。