先週までの数回のワークショップを経て
みんなで作り上げたピザ窯 。
いよいよその実力をみるべく試運転です!
そもそもの今回のワークデーの目的は、8月23日の(畑@校庭まるごと体感デー ~そとあそび、そとごはんのススメ~)に向けて、美味しい窯焼きピザを作れるよう練習すること。
お母さん方は、この日のために美味しくて簡単な生地を研究してきてくださいました。
早速、生地づくりからスタートです。
子どもたちはというと、午前中にグリグリ畑で採った野菜を切る係。
手際よく材料を計ったりこねたりしているお母さん方の横で、こちらもなかなか滑らかな包丁裁きを披露。
「もっと小さい方が食べやすいよ。」,「斜めじゃなくて丸く切った方が見た目がきれいそう。」とこだわりも。
そうこうしているうちに、生地はどんどん発酵し、着々と「ピザ」となる準備が進んでいきます。生地の発酵に合わせて石窯に火を入れ、温度調節をしなければなりません。
廃材を燃やすのは男の子たちの大好きな作業。煙が目にしみるのも厭わずに、窯内に設置した温度計をみながら「フーッフーッ」と風を送ったり、より燃えやすいように薪の位置を移動したりと大忙し。
どうすればより燃えるかだけでなく、どういったことが危険なのかということも実体験として学んでいる様子です。
しばらくして温度が200度に達しところで、一枚目のピザを投入しました。薪をくべたり、回したりすることさらに15分。こんがり色づいたところで取り出して、記念すべきグリグリ窯製初ピザが完成しました!
お味はというと・・・
外側はパリッとしていて中はもっちり。グリグリのお野菜も活きていて、最高です!
今回は、ジャガイモ×トマトソース×マヨネーズ×チーズ、ナス×トマトソース×バジル×チーズの2種類計4枚のピザを焼いて、その場に居合わせた人たちにもお裾分けしました。
みんなとっても幸せそう。石窯を囲んで、自然と会話も弾みます。
自分たちで育てたものを自分たちで味わうのも楽しいけれど、グリグリという「場」を通して誰かをおもてなしするのもなんだかとっても素敵です。8月23日の「畑@校庭 まるごと体感デー」、いっぱい来てくれるといいな。