0.jpg3月のあたたかい光が差す教室で、ダンサー・振付家の川村奈実さんと親子によるワークショップが開催されました。
このワークショップでは、誰にとっても身近な「ごはん」を題材に、実際にお米を土鍋を使って炊きながら、その様子を目や耳、鼻、口でしっかり感じとり、その中からダンスを生み出していくというものです。


まずは、川村さんといっしょに、稲を触ってみたり、どっさりあるお米粒の中に手を入れてみたり、お米が成長するようすを写真で見たりしました。
お米を炊く前に、みんなでお米研ぎから体験。炊き上がりのごはんは毎日見ているけど、お米を研ぐのは殆どの子がはじめての体験だったようで、大人に手伝ってもらいながら、お米と水との感触を楽しんでいました。
お米を浸水させている間に、いよいよダンスづくりがスタート!楽しいダンスの前半部分までができました。
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次は、お米を土鍋に移して、点火!!ときどき蓋を開けてはお米のようすをチェック。真っ白い湯気やブクブクの泡、音、においといった大きな変化には、その都度「お~~!」と声があがり、お米のふくらみなどの繊細な変化にも神経が働き出し、みんなで土鍋の中を何度ものぞきこみました。
火をとめたばかりのアツアツのお米を全員で味見。うまい!
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お米を蒸らしている間に、ダンスづくりの続きです。沸騰のシーン、蒸らしのシーンまでをつくりました。
そして、再びごはんのもとへ。炊きたてごはんでおにぎりをにぎったら、もちろん、ダンスの最後にもおにぎりになるシーンを加えて、ダンスもおにぎりも完成!そして、最初から通して踊ったら、「いただきます」!
自分で握ったおにぎりを一刻も早く食べたくて「たべたーい!!」と叫んでいた子どもたち。大きなおにぎりをほおばって食べて、おかわりまでしていました。
できあがったダンスは‥
・親子が手を結び合い、受粉のようすを形と動きで表現、全員、お米の実に変身。
・お尻をぶつけ合いながら、お米が水で研がれるようすを表現。
・沸騰中のお米や湯気、泡のようすを、全身で大きく動き、跳びまわって表現。
・さいごはみんなでぎゅぎゅっとくっつきあって、一つの大きなおにぎりに!
という、とっても楽しいダンスとなりました。
参加した女の子の感想
「みんなでおどっているとき おこめがたくさんいるような きがしました」
おうちでも、また「こめつぶダンス」を踊ってくれるといいなぁ。
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