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底冷えする寒さが続くこの日も、グリグリは元気に畑づくり!と思って集まったものの、この日のメンバーはたったの5人。小さい子どもたちが多く参加しているとはいえ、とても珍しいほどの欠席率。
「今日は寒いからまずはお茶でも飲みながら、来月植えるじゃがいもや春夏育てる野菜の相談をしようか」
なんて言いながらティータイムでスタート。結果を急がず、プロセスをもっとも大切にしているグリグリでは、一見“ゆるい”と思われるような時間も大事なコミュニケーションの時間です。暖かい教室で、カブさん(グリグリの参加アーティスト)が用意してくれた13種類ものおススメじゃがいもの情報を眺めながら、「フライドポテトにしたいなぁ」「コロッケにむいてるのもいいなぁ」「名前がおもしろいね」なんて言いながら、じゃがいも投票。欠席だったメンバーにはネット上で投票してもらいます。近いうちに集計をとって、来月のワークデーには植えていくことになります。さて、どのじゃがいもが植えられるのでしょうか。楽しみです。ほかには、夏野菜はどんなのものを植えるか相談し、意見がまとまったところでお昼の時間になったので、ティータイムのままランチタイムへ。ランチタイムはうって変って隕石落下の話題でもちきりでした。
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午後になるとカブさんが来てくれて、この先栽培する予定のトマトのためのビニールカバーをかわいく装飾しました。用意してくれたたくさんのカッティングシートを切って貼ってお絵かきです。自分の思いつきでどんどんつくる人、誰かがつくった絵をヒントにつくる人。気がついたらゆかいなコラボレーションになっていて、あまりの楽しさに一同時間を忘れて次から次へとつくっていました。
あまりに夢中になりすぎたので、造形には区切りをつけ、もう夕方近いというのに次回植える野菜やハーブのための土づくり、ほうれんの種まき、バラやぶどうのお手入れなどをしました。寒い寒いと言いながらも、暖かくなったときに元気に植物が育ってくれるように手入れは不可欠です。
「来月はもっと芽が大きくなっているかなー」などと話しながらの作業は、スタッフもしみじみ楽しいなぁと感じてしまうのです。暗くなるギリギリまで作業がつづいたところを見ると、メンバーのみなさんもきっと楽しかったに違いありません。
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「じゃあ一カ月後に!」と言って長ーいワークデーが終わりました。

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